【元ネタ】スーホの白い馬
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】スーホ
【性別】男性
【身長・体重】160cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
早駆けの乗法:A+
騎馬民族の乗馬技術に、愛馬との絶対的信頼からくる人馬一体が重なる絶技。
騎乗物の敏捷性、持久性を大幅に向上させ、さらに本人の騎乗時中の魔力消費を抑える効果がある。
呪歌:C
歌を用いた魔術体系。旋律を付けて発することで万物の心に働きかける。
草原の雄大さ、自由さを歌ったこの歌は、聴く者に時として草原の情景を見せる。
【宝具】
『我が友、白き馬(アドー・ツァガーン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
主と絶対的な信頼で結び付く、スーホの白い馬。
真名解放により、モンゴル国内での類似した民話である『フフー・ナムジル』の逸話から、
夜間のみ翼を生やしての、空を飛行すること能力を獲得できる。
『我が友、永遠に傍らに(モリンホール・ツァガーン)』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:10~30 最大捕捉:100人
『我が友、白き馬(アドー・ツァガーン)』が死した時に発動する、馬頭琴の宝具。
この宝具の音色は周囲の者の脳内に白馬とスーホが駆け抜けた草原の風景を流し込む能力を持つ。
対魔力などで対抗できるが、呪歌と併用することでさらに対抗困難となる。
また、この宝具の演奏には「
竪琴の演奏」スキルではなく「騎乗」スキルのランクが適応される。
【解説】
本場モンゴルに於いては知名度が低いながら、日本に於いては抜群の知名度を誇る民話の主人公。
貧しい羊飼いの出自だが、美声の持ち主でよく羊飼いに頼まれて歌を歌っていた。
ある時スーホは草原で死に掛けていた、生まれたばかりの白馬を拾って来て、
それ以来彼とこの白馬はまるで兄弟のように育った。
年月を経て、ある日王が王女の夫となる権利を賞品とした競馬大会を主催し、
スーホもこの白馬を駆って出場。
大会は並み居る強者を押しのけてスーホと白馬が優勝するのだが、
王はあろうことか賞品を与えるという約束をスーホの出自ゆえに反故にし、それだけでなく白馬も銀貨三枚で無理矢理買い取ろうとした。
当然スーホは反抗するのだが、王の怒りを買ってリンチに遭い、強制的に白馬を奪われる。
王の所有物となった白馬は、主であるスーホ以外は乗せないと言わんばかりに、
王へ平伏することなく脱走し、その過程で何本もの矢が白馬を貫き、
スーホのもとに戻ってから程なく、息絶えた。
悲しみにくれたスーホの夢に、その晩白馬が現れ、彼に自身の亡骸を用いて楽器を作って欲しいと懇願し、
こうして馬頭琴(モリンホール)が生まれたとされているが、最初に述べたようにモンゴルでは知名度が低いらしく。
モンゴル本土では有翼馬が出現する「フフー・ナムジル」の方が有名らしい。
最終更新:2016年10月06日 12:07