【元ネタ】旧約聖書ほか
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ヤペテ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・64kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
カリスマ:B
支配階級としての威圧を示す。
ヨーロッパの多くの王侯貴族の家系の始祖としての血がもたらす高貴さ。
ある意味『貴顕の血筋(ブルーブラッド)』の極限にある。
元来"ノアの呪い"の反動として与えられたもののため、
カナン系の人種にはワンランクアップ。
陣地作成:B
祭祀場作成能力。
“工房”に匹敵する“聖所”を作り上げる。
【宝具】
『王権神授説(カインチック・レタリエーション)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
神の祝福の一つ、四人の男を守るカウンターガード。
ノアとその息子たちの血を流したものに対する種族を問わない報復措置の約束。
アサシンにダメージを加えた対象は同値のダメージを負う。この効果は非生物を対象に取れない。
『王剣・貴顕なるは我が血筋(ルーラーレース・ジェイフェタイツ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:一人
王侯の剣。“権威”が支配者の象徴としての剣の形を取った武器。
ヤペテに帰せられた「貴種」と「白人」の2種類の君臨者の振る舞いをするため、
「階級主義者」として対象の(サーヴァントの場合生前の最終的な)社会的身分が低くなるほど、
「人種差別主義者」として対象が血統的(ないしは地理的)に非白色人種の度合いを増していくほど、
威力を指数的に向上させていく魔剣。
黒人奴隷の場合、大英雄ばりの能力を持っていてもまず一撃で死ぬ。
王侯であっても有色人種の場合、たいてい一撃で死ぬ。
白人の王族の場合、けだし一撃では死ぬまい。
【Weapon】
『やたら華美な装束』
ゴージャス。凄いゴージャス。
"ヤペテ"という名は『創世記』にある語彙の近似から「拡大」、
または『タルムード』の説より「美」を意味するとされる。
【解説】
ノアの息子。
ノアの三男(または長男)で、箱舟に乗った8人の一人。
箱舟で大洪水を乗り切った後、神にノアと兄弟らとともに祝福され、契約を交わした。
カナンの呪いのシーンにはセムと一緒に出てくる。
一説にヤペテは遅れてこれに参じたためにゴグとマゴグを与えられたとも。
キリスト教圏では多くの王朝がヤペテの末裔を称し、貴種の祖というイメージで扱われた。
人種差別的に「ハムの呪い」が使われ始めて以降はコーカソイドの祖とされ、
覇権人種である白人の始祖としてそのイメージは強化された。
「神が大いならしめる」とはヤペテの末裔であるキュロス大王による第二神殿建立を暗示し、
「セムの天幕に住む」とは“美しいギリシャ語”にヘブライ語が訳されること、
ヤペテ族の子孫が改宗者としてセム族の学校で法を学ぶことなどととされ、
セムとヤペテの二系統の結びつきが暗示されている。
最終更新:2016年10月06日 12:16