【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ピエール・ヘルロフス・ドーニア
【性別】男性
【身長・体重】213cm・134kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
彼が得意とするのは艦船の扱いである為、騎乗スキルのランクはさほど高くない。
【固有スキル】
嵐の航海者:D-
船と認識されるものを駆る才能。
本来ならば軍略、
カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキルとなるが、
狂奔を保有しているせいでカリスマと軍略は機能していない。
恐怖の巨躯:C
巨躯の戦士の特性たる巨体が放つ圧倒的威圧感。
ドーニアと対峙したものは“威圧”のバッドステータスを受け、敏捷が1ランク低下する。
狂奔:C
富裕層に対する貧者の憎悪を背負う反逆者としての人望。
高ランクになるほど友軍の士気が向上するが、ファンブルの確率も高まる。
軍略などとは異なり能力値が変化するわけではない。
【宝具】
『巨暴の横断剣(グラット・ビーアズ・ソード)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:7 最大捕捉:7人
一振りで七人の敵兵を斬り殺す、ツヴァイハンダーを用いた尋常ならざる膂力の剣技。
刀身だけで6フィートもの長さを持つこの剣の間合いに入った対象に対して、
肉体に基づく防御能力を無効化した貫通ダメージを与える。
ドーニアの膂力があって初めて機能する剣技であり、半端な防御など紙のごとく斬り裂かれる。
【Weapon】
『無銘・剣』
幅広刃の剣。切れ味ではなく重さで斬るタイプ。
宝具ほどのリーチと制圧能力はないが、この剣の威力も侮れない。
【解説】
オランダ・ハプスブルク家に対して反乱したフリース人の海賊。
正確な発音はビーア・カルロフ・ドーニア。
1480年にフリースのキムスウェルトにて農民の家系に生まれる。
1515年にフラネケルにてゲオルグ髭公率いるランツクネヒトによって家族を殺され、その復讐として仲間を率いてハプスブルクへの反乱を決意。
アルムの黒党と呼ばれる残虐な軍団を結成し、オランダ近海を荒らしまわった。
海賊、そして反乱指導者としてはやや行き当りばったりな気が強く、その暴虐ぶりは「オランダ人の十字架」とまで呼ばれた
だが結果としてハプスブルク家のフリースにおける攻勢は収まることなく、そしてもちろん帝国の落日を拝むこともなく、
体調不良から1年の闘病の末、ベッドの上で静かに死亡した。享年40歳。
個人としての戦闘能力は「人間とは思えない」の一言に尽き、
一斬で7人(5人とも)の首を刎ねると言う漫画のような戦闘ぶりをリアルにやっていたらしい。
また、彼が愛用したとされる大剣は、オランダのレーワルデンにあるフリース博物館に展示されている。
残念ながら日本での知名度はほぼ皆無だが、ヨーロッパ圏では非常に人気な英雄の一人である。
最終更新:2016年10月06日 18:11