ノラ

【元ネタ】アルバニア伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ノラ
【性別】女性
【身長・体重】158cm・49kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

魅了:C
 生来的な魔性の美貌により、異性を惹きつける。
 ランクCでは対象の意思をある程度無視して精神を支配する。対魔力で抵抗可能。

【宝具】
『戦渦の番剣(ダガー・オブ・ケルメンディ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 担い手に加護を齎す鉄製の“戦士の剣”。父より与えられた一族伝来の魔剣。
 これを振るって戦闘行為をしている限り、アサシンは致命傷を負う因果から遠ざけられるが、
 絶対に避け得ない死の運命をも覆すほどの効力はない。
 ランク相応の殺傷能力も有しているが、アサシンが戦士らしくない行為、
 例えば暗殺行為などをすれば、並みの短剣以下の威力しか発揮されない。

【解説】
17世紀のアルバニアの伝説的女戦士。ケルメンディのノラ。
貴族であり、戦士であったノラの父は、自分の息子がオスマン帝国を戦うことを望んでいたが、
生まれた子は女であった為、孤児院に捨てた。
事情を知る彼の妹は捨てられた子ノラを拾って男として育て、ノラは実の父に戦士としての訓練を受けされられた。
ノラが成長すると、乳房も成長して隠せなくなったので、誰もがノラは女性だと知り、
妖精の様なノラの美貌はマレシア随一と謳われて国中に広まり、誰もがノラと結婚したいと思うようになった。
ノラの噂を聞いたオスマン帝国のパシャ(高級軍人)も、彼女を一目見ると恋に落ち、結婚を申し込んだが、
ノラの家族はアルバニアのキリスト教会法に従って、ノラはアルバニア人以外とは結婚できないと断った。
それを聞いたパシャは激怒してマレシアを滅ぼすと脅した為、ノラはパシャに嫁ぐことになったが、
実はそれはノラが企てた、パシャを暗殺する計画だった。
パシャの元にやってきたノラは、皆が静まった時を見計らい、父から受け取った魔法の短剣を取り出して
パシャに襲い掛かったが、パシャを殺すことは出来ず、逃げ帰った。
立っていない者や反撃しない者を攻撃することは戦士として不名誉である為、躊躇ってしまったのだ。
その後、マレシア軍はオスマン軍に一時的に勝利したが、パシャは軍を集めてノラを追ったという。

異説によると、ノラはパシャの元には行かず、略奪と強姦にやって来たオスマン人を
300人の女性部隊を率いて迎え撃ち、決闘でパシャを討ち取ったという。


【コメント】
宝具名はテキトーです。Dランクにしようと思ったが、アルバニアじゃ有名な女英雄らしいのでCに。
心眼スキルと宝具効果によってとにかく死ににくいのが売り。
暗殺逸話があり、宝具も魔法の短剣という、一見まさしくアサシンな英霊なのだが、
暗殺には全く向いておらず、真っ向勝負でこそ実力を発揮する。
ていうか、一つ目のバージョンでは結末がどうなったのかよくわかんない。
男として育てられた美女戦士とか漫画みたいですね。巨乳設定に出来るし。
適正クラスはアサシン・セイバー。
最終更新:2016年10月06日 18:13