ゴウサー

【元ネタ】騎士物語『ゴウサー卿』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ゴウサー
【性別】男性
【身長・体重】187cm・88kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
狂化:-
 宝具により封じられている。

【固有スキル】
信仰の加護:B
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
 このスキルは宝具を解放した時失われる。

悪魔の加護:A-
 悪魔からの支援により、幸運を呼び寄せる能力。
 その発動は宝具の解放中のみに限定される。

【宝具】
『屈曲魔刀(シュヴェーアト・ヴァーンズィニヒ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 悪行も栄光も共にした愛用の武器、自作の曲刀。
 ゴウサー自身の狂気と彼が父親より受け継いだ悪性とを刀身に封じており、
 真名と共にこれらを解放する事によりAランク相当の狂化スキルを得る。
 効果終了時に意思STを行い、失敗したなら悪心の再封印に失敗し
 属性が混沌・悪に反転してしまう。

【解説】
 マーリンの異母弟ゴウサー卿。
 数百年前にマーリンを産ませたのと同じ悪魔を父とする男性。

 オーストリアのとある公爵は、十年経っても子のできない妻を石女と断じて離縁しようとし、
 どんな方法でも子が欲しいと祈ったその妻は、森で夫によく似た男性と子を作った。
 事後に悪魔は正体を現し、逃げ帰った彼女は「天使が『今夜子を授かる』と言った」と偽って
 その晩夫と励み、お蔭で胎の子の父を怪しまれる事の無いまま息子ゴウサーを産む。
 そして、誰の手に負えないほど凶悪な息子が生まれた。彼は授乳期間に九人の乳母を死なせ、
 民を苦しめ、教会を荒らし尼僧を犯し、心労の余り公爵は亡くなり、夫人は城に引き籠った。
 ある日「悪魔の申し子だろう」と指摘されたゴウサーは、母から実父を聞き出すと唐突に改心。
 実父のもたらした性質と対決する為、ローマへ行って教皇から償いの苦行を言い渡される。
 神から免罪を得るまで犬の口から奪った物しか食べられず、喋ってもならない彼は、
 ドイツへ来ると皇帝とスルタンの戦争に参加し、恐るべき武勇を揮って勝利に貢献する。
 皇帝には生来口の利けない娘がいたのだが、戦の途中で負傷したゴウサーを見て叫び声をあげ、
 一時仮死に陥るも目覚めると「神はあなたを許し祝福を与えた」とゴウサーに話しかけた。
 ゴウサーは皇帝と教皇の祝福のもと姫と結婚し、偉大な君主、騎士の華として長く君臨した。
最終更新:2016年10月06日 18:17