【元ネタ】史実、民間伝承
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】クルム
【性別】男性
【身長・体重】187cm・80kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
マダラの騎士のイメージを投影することにより、対魔力を強化している。
【固有スキル】
無辜の怪物:D
髑髏杯の所有者。
生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた英雄の姿。
ランサーはこの能力(呪い)から髑髏杯の宝具を得ている。
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
皇帝特権:A
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、槍術、
陣地作成、軍略、酒造、動物会話、等。
ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。
【宝具】
『愚帝は頭蓋にて頭を垂れる(ズラート・チェープ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
ニケフォロス一世の頭蓋骨を用いて作られた黄金の髑髏杯。
髑髏杯には常にクルム陣営が受ける身体・精神への傷を収集し続け、
その収集量に応じてクルム陣営のステータス上昇、敵陣営のステータスを常時減少させ続ける。
和平に応じぬ横暴な東ローマ帝国に首都プリスカを落とされても、
バルビツィア峠で退路を断ちつつ待ち構えて奇襲し、
ニケフォロス帝の死体が見つからぬほどの乱戦に持ち込んで勝利を掴んだ逸話の具現でもある。
なお、史実に於いてクルムは髑髏杯を所有してはいない。事実無根のでっち上げである。
【Weapon】
『獅子殺しの槍』
マダラの騎士が携える、猛る獅子を刺し殺した槍。
獣と相対する際には追加ダメージが発生する。
【解説】
東ローマ帝国の侵攻を二度に渡って食いとめた、常勝不敗の第一次ブルガリア帝国皇帝。
アヴァール人との戦いで領土を拡大するが、獲得した領土がローマの怒りを買って侵攻を受け、
ブルガリアの首都プリスカを落とされ、その地を焼き払われてしまう。
それでもニケフォロス一世帝率いるローマ軍は奥に攻めてきたため、
クルムはバルビツィア峠近くで待ち構え、奇襲によってローマ軍を大破させニケフォロスも戦死させた。
その後はトラキアへの遠征を開始し、その過程で再度ローマ軍に大勝。
ローマ側が持ちかけた和平を偽った暗殺未遂事件を経て、814年に急死するまで絶え間なくローマを攻め続けた。
民間伝承の中では、ニケフォロスの頭蓋を用いて杯を作った逸話が有名な他、
アヴァール占領を期に厳格な禁酒法を推し進めるが、
ワインを飲んだ勇者が街に現れた獅子を殺したことによって、禁酒を改めて逆に酒造を奨励した逸話もある。
最終更新:2016年10月06日 18:36