【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ダレイオス一世
【性別】男性
【身長・体重】209cm・99kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【保有スキル】
神々の加護:A+
ゾロアスター教の最高神アフラ・マズダーの加護。
幸運と正当性の絶対的保証を受けられるほか、飛翔円盤の限定行使が可能となる。
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
護国の鬼将:B
あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を“自らの領土”とする。
この領土内の戦闘において、王であるダレイオスは
バーサーカーのDランク『狂化』に匹敵するほどの高い戦闘力ボーナスを獲得できる。
『王の碑文(ダーラヤワウズ・ベヒストゥン)』はこのスキルで形成した領土内にのみ設置できる宝具である。
【宝具】
『王道は帝国に繋がる(エンパイア・オブ・ハーカマニシュ)』
ランク:B+ 種別:対軍、対衆宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
空前絶後の大帝国を一つなぎとする中央集権政治、“帝国”の優れた統治システムの具現。
領土内の各所に最大20の太守(サトラップ)を置き、領土内の治安維持を一任する。
『王の碑文』の魔力を用いて太守の任に着いた亡霊を召喚することも、
マスターやダレイオスに心服した者を新たに太守に任命することも、どちらでも可能。
太守に任命された者はサトラップの兵力を将として束ねる権限を与えられる。
『善なる神の翼天盤(アフラ・マズダー・ベヒストゥン)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:800人
『王の碑文』の中からアフラ・マズダーが駆る飛翔円盤を引き出す神威の限定行使。
ゾロアスター最高の善神アフラ・マズダーの善なる極焔を以て全てを焼き滅ぼす。
アフラ・マズダーの加護を一身に受けるダレイオスのみが実行可能な神霊レベルの魔術行使。
本来であれば先代の二大征服王が御したマルドゥク、ヤハウェ、ヘリオス、エジプトの諸神などの
多数の神威を複合した隙も防ぐ術も存在しない神霊レベルの魔術行使となるが、
ダレイオスがアフラ・マズダーの権威を絶対的なものとしたために、それらの神々からはバックアップは受けられない。
【Weapon】
『王の碑文(ダーラヤワウズ・ベヒストゥン)』
ダレイオスが有する総ての宝具の発動起点ベヒストゥン碑文の宝具。
地脈に接続してそこから天空から来るアフラ・マズダーの加護を受信する
言わば電波塔の役割を果たす宝具と言える。
この碑文が破壊されると、アフラ・マズダーの加護を一身に受けて王となったダレイオスは
“ガウマタ”を廃して王となっただけの“僭主”へとその身を貶める。
【解説】
強大な中央集権国家としてのアケメネス朝ペルシア帝国の実質的な建国者。
先代の偉大な二大征服王キュロスとカンビュセスが統一した古代オリエントの偉大なる帝王の出自は、
もとを辿ればパルティアのサトラップの子であり、王位を僭称した神官ガウマタ(或いは王弟
スメルディス)を殺して
カンビュセス王の死後混乱を極めたペルシアの後継者として後釜に座る。
王となったダレイオスは、広大過ぎる帝国を効率よく運営すべく、サトラップ制度の改良、
“王の道”と呼ばれる公道の整備、そしてサトラップ監視用の間諜“王の目”、“王の耳”を派遣するなど様々な国政改変に着手した。
外征にも積極的であり、ギリシア諸国やスキタイなどに対して度々遠征をおこない、
一定以上の成果を上げているが、スキタイ遠征は焦土戦術の前に敗れ、
対ギリシア戦線ではダレイオスの死後もグダグダと戦が続き、長きに渡るペルシア戦争と言う名の禍根を残してしまった。
偉大な統治者、帝国の発明者として広く知られているが、
近年の研究では僭主はダレイオスであるとする説が有力となりつつある。
王の道、王の目と耳も宝具にしたかったが容量がそれを赦さなかった。
最終更新:2016年10月06日 18:37