タミン・サリ

【元ネタ】ハン・トゥア物語
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】タミン・サリ
【性別】男性
【身長・体重】182cm・76kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A(C)
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 『咲き誇る閑麗の盾』の効果により、事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
シラット:A
 東南アジア発祥の武術。精神集中と気の運用を重視し、舞踊にも似た戦闘スタイルを展開する。
 Aランク以上ともなると、気の運用によって周囲の状況の感知や自身の肉体強化などの効果を得て
 一部ステータスの向上も可能とする。

【宝具】
『咲き誇る閑麗の盾(クリス・タミン・サリ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:1人
 刀匠エンプによって造られた聖なる短剣。
 “所有者を不死身にする”という伝説の具現として、Aランク以下の魔術、
 Bランク以下の物理攻撃を無効化する。
 高ランクの攻撃によってこの短剣の加護が突破された場合、
 本来のダメージ数値の5割を削減してダメージとして計上する。
 また、真名解放によって、短剣の加護が攻撃的なものへと反転し、短剣は所有者を護る為に、
 浮遊して自律的に戦闘行為、及び補助を行うが、その時はセイバーへの護りは無効となる。

【解説】
マジャパヒト王国の戦士。その名は「花の盾」、「美しい盾」を意味する。
マレー史上最高の戦士と謳われるハン・トゥアと激闘を繰り広げ、敗れた男。
ある時、トゥアはマラッカ王にお供してマジャパヒト王国へやってきたが、
ここでマジャパヒト最強の武術家であるタミン・サリと戦うことになってしまう。
タミン・サリは魔術的な刀匠エンプによって造られたクリス(短剣)を持っていて、
21種の金属によって構成されるそれは、所有者を不死身にするという能力があった。
タミン・サリはトゥアとの死闘の末、クリスを奪われ、逆にそれを突き刺されてしまう。
このクリスは、勝利者であるトゥアが自らのものとし、後にトゥアの親友のハン・ジュバットの手に渡ったが、
再びトゥアはジュバットからこれを奪い返し、ジュバットを刺し殺した。
伝承によると、トゥアはクリスを川に投げ込んで浮かんでこなかったというが、実際にはこのクリスは現存している。

【コメント】
タミンサリって「花園」という意味な気もしないでもない。まあいいや。
一説によると、ハントゥアにタミンサリが殺された時からクリスに魔力が宿ったというが、伝えられるクリスの能力は
①「所有者を不死身にする」
②「危機の際には空中浮いて敵を攻撃する」、
③「敵に致命傷を負わす」
の3つがあり、①はタミンサリが殺される前からあったようなので、ここではタミンサリが殺された以降に
クリスが得た能力は③のみで、①と②は元々あったということにした。適正クラスはセイバーのみ。
最終更新:2016年10月06日 18:40