蕭摩訶

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】蕭摩訶
【性別】男性
【身長・体重】195cm・94kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D+ 幸運D 宝具E+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
自己暗示:A
 自身にかける暗示。精神攻撃への耐性をあげるスキルで、Aランクにまでなると
 “我が武勇は関羽の如し=本当に関羽の如き武勇を発揮できる”レベルの思い込みが可能となる。

勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

千里眼:D
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉距離の向上。

【宝具】
『関帝武勇・単騎驍殺(グァンユー・シャオヤンイン)』
ランク:E+ 種別:対己、対軍宝具 レンジ:1 最大捕捉:100人
 関羽が史実でも発揮した、単騎で軍勢の中に割って入る突破力の具現。
 仲間の将に「“顔良殺し”をできるか?」と問われ、本当にやってのけた蕭摩訶ゆえに保有できる宝具。
 単騎で多勢の中に突っ込む場合に限り、筋力をワンランク上昇させ、
 さらに“関帝聖君”由来の魔力放出能力も獲得する。
 後世、関羽が神となったために強力な武力を蕭摩訶に授ける宝具となっているが、
 本質は自己暗示の延長なので宝具としてはランクは低い。

【Weapon】
『冷艶鋸』
 実際には三国どころか南北朝時代にも勿論存在しない青龍偃月刀。
 宝具『関帝武勇・単騎驍殺(グァンユー・シャオヤンイン)』の能力で無理矢理獲得している。
 蕭摩訶の武勇は若年より「関羽の顔良殺し」に準えられている。
 三国志演義で関羽は、一騎打ちの末に顔良を討ち取ると言う筋書きが定番であるが、
 実際には軍勢に割って入り奇襲の末に刺し殺し、将を討たれ混乱する軍勢の中、首を刎ねたと言うのが実状。
 蕭摩訶の単騎駆けも、実際には鉄塊を投げて敵将を殺したらしい。
 だが、どちらも“軍勢”を“単騎”で“突破”はしている

【解説】
 南北朝時代の陳に仕えた武将。字は元胤。
 若いころからその武勇を関羽に喩えられ、ある戦いでは実際に軍勢の中を割って入り
 その中の武将を討ち取るという「関羽の顔良殺し」に近い事を実際に行なっている。
 侯景の乱を筆頭に、北斉や北周との戦いもよく戦ったが、
 いかんせん彼が仕えた皇帝は文弱であったために度々疎まれ、遂には陳は隋の前に滅んでしまう。
 陳滅亡後はその武勇から隋に引き抜かれたが、楊諒の乱に与したために粛清された。
最終更新:2016年10月06日 18:46