【元ネタ】
ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】プシュケ
【性別】女性
【身長・体重】172cm・43kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
気配遮断:D
姿を隠して行動するスキル。
あまりに弱すぎてサーヴァントとしての気配になかなか気づいてもらえない。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
【固有スキル】
神性:EX
人魂の霊的な最も純粋な所であり、
究極的に汎生命的な魂(アニマ)であると同時にそれの神という神霊適性。
普遍的精神そのものである彼女は完全な人霊かつ英霊でありながら完全な神霊である。
正直自分でも何を書いているのかわからない。
愛の加護:EX
シンデレラ的なプシュケの他力本願。
御都合主義の肯定。
ラブ(展開)が世界法則(設定)を覆すことは確定的に明らかなので、
そうなる。
【宝具】
『闇きを照らす猜疑の燭(サイキズ・ランプ)』
ランク:E+ 種別:対神宝具 レンジ:2~20 最大捕捉:一人
眠れるエロスを照らしだし、零れた油でその翼を焦がしたプシュケの油灯。
神を傷つけた結果として対神性能を得ているが、当然ながら戦闘用の宝具ではない。
どんなに深い暗闇をも暴く、愛の探求の象徴。
『愛と魂の喜び(ヘドネー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:一人
至福救済の技法。
蝶翅型エーテル精製器官で発生させた対第二要素エロス塊を射出する。
エロス塊は相手の魂の形と合致した形の愛となる為、それを受けて真実の愛と合一した魂は、
至福(ヘドネー)の境地に到り、救われる。
理論上、人間霊は抵抗の余地なく昇天する。
ただし、肉持つものには精神的な完全性(悟り)を与えるに留まる。
【Weapon】
『短剣』
夫の寝首を掻くつもりで用意した蟷螂の斧。
サーヴァントの武装なので霊体にも通じるがそれ以上のものではない。
【解説】
ギリシャ神話に登場するエロスの伴侶。
その名はラテン語のアニマに等しく霊魂を意味し、彼女は魂の擬人化と言える。
三姉妹の王女のうち最も美しく、アフロディテの嫉妬を買うほどの美貌を誇った。
彼女に恋したエロスは正体を隠してプシュケを娶り至福の生活を与えた。
エロスは臥所に現れるのみで正体を明かさなかったが、
嫉妬した姉たちに言い含められたプシュケに姿を暴かれたあまりに飛び去ってしまう。
この事態に激怒したアフロディテは彼女を出頭させて試練を課す。
プシュケは怒れる女神の難題をさまざまな助けを借りながら乗り越えていき、
最後には神に迎えられて無事エロスと結ばれた。
エロスとプシュケの間には、喜びを意味するヘドネが生まれたという。
元々はヘレニズム期に成立した民話、ギリシャ神話である。
当たり前だがアプレイウスは巷間にあった伝承を『黄金のロバ』に書いたのであって
別に『愛と心の物語』が彼の創作というわけではない。
某辞典の冒頭によればこの物語だけで900以上の異型が見受けられるという。
アプレイウスに特筆すべきなのは婚礼の描写を盛ったことである。
最終更新:2016年10月06日 18:55