【元ネタ】史実、中世伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】デュドネ・ド・ゴゾン
【性別】男性
【身長・体重】188cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
抗毒の加護:C
竜の蒼玉石による毒性への耐性。
カウンター:B
敵の攻撃に対して、反撃や迎撃を加える能力。
攻撃判定への割り込みを可能にし、反撃時のクリティカル率に補正を加える。
蛮勇:B
極端な武断派。
威圧系の精神干渉を無効化し、格闘ダメージを向上させるが、
自分の頑丈さに自覚がなく、仲間に自分と同じ水準を求めて無茶ぶりを連発する。
一方で戦略眼はあるので、傍目には勇将に見える。
【宝具】
『右猟犬・刺竜殺剣(エクスティンクトル・ドラコニス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:一人
“伝説”のデュドネを象徴する騎士の剣。
クリティカル時、相手から受けた累積ダメージ値と同等の数値を与ダメージ値に加算する。
ロドス島の竜は矢を防ぎ槍を砕く無敵の鱗を持っていたが、腹はがら空きだった。
突っ込んできた相手とはいえ馬を超える巨体が腹一刺しで沈んだのは、
この剣の特性故といえる。
『左猟犬・交戦縁剣(エクスティンクトル・ドラコニス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:一人
“史実”のデュドネを象徴する騎士の剣。
自分からの撤退を禁じる限り、自動回復の恩恵を受けられる。
マルムーク朝との戦いで、彼は“
竜殺し”の異名に違わぬ勇猛ぶりを見せつけた。
諸騎士団による十字軍が瓦解して尚、教皇は異教徒と公約を結ぶことを禁じているとして
停戦協定を断固拒否したという。
【Weapon】
『蒼玉石』
竜の体内から発見された石。
これを入れて沸かした水は毒下しの効能を持ったという。
特にヘビ毒に類するものに対して高い効果を発揮する。
【解説】
第27代聖ヨハネ騎士団団長(在位1346-1353)。
マルムーク朝の攻勢を受ける小アルメニア王国に加勢した当時の騎士団長だが、
彼個人の事跡として竜殺しの伝説が語られる勇武の騎士でもある。
彼が一介の騎士だった頃、ロドス島には竜がいた。
竜は街から離れた沼に潜んで家畜を殺していたが、勇んで討伐に出かけた騎士達が帰らないので
当時の騎士団団長は手出しを禁じていた。
だがデュドネは一度郷里ラングドックの屋敷に戻り準備を整えると、竜の巣へ赴いた。
鱗に槍が砕け、竜の恐ろしさに馬が逃げるも、尾の攻撃を前に二匹の猟犬は果敢に攻め立てた。
向かってくる竜の急所に剣を突き出すと同時に竜の下敷きになって気絶し、
目が覚めると、竜の血に塗れて従者に囲まれていたという。
犬達はフランスでハリボテの竜と戦闘訓練を積んでおり、
竜に怯えない犬を用意する知恵と、竜に立ち向かうと勇気によって、彼はドラゴンスレイヤーになった。
英雄になった彼は命令違反で収牢されるも、民衆の懇願によって牢から出されたとされる。
討たれた竜の頭は門の一つに飾り立てられ、100年前まで骨を見ることができた。
当時の生物学者の見解によれば、それは巨大な鰐のものだったという。
その伝説はフリードリヒ・フォン・シラーがバラードに仕立てた。
最終更新:2016年10月06日 19:11