【元ネタ】史実、概念
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ピルグリム=ファーザーズ
【性別】召喚者次第
【身長・体重】召喚者次第
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:―
騎乗の才能。
ライダーは
嵐の航海者スキルを得た代わりに、騎乗スキルを失っている。
【保有スキル】
信仰の加護:A+++
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
清廉な信仰心という概念の英雄であるため、聖職者として相応しいだけの人格を保っている。
嵐の航海者:B-
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、
カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
ライダーは嵐の航海を成し遂げた集団そのものであるが、群体であるが故に導き手ではないため軍略の効果を失っている。
洗礼詠唱:B
キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
星の開拓者:C
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
後に世界のリーダーとなる大国を築き上げ、人々に自由を与えたことから得た。
【宝具】
『我ら巡礼の始祖なり(ピルグリム=ファーザーズ)』
ランク:A++ 種別:対界宝具 レンジ:0~ 最大捕捉:1000
祖国での宗教の強制に異を唱え、新たなる自由なる神の国の建国を掲げ、新大陸を開拓したアメリカの祖が持つ固有結界。
神聖化されたアメリカ開拓民の意思の集合体であるライダーが、その心に思い描く風景を世界に侵食させる大魔術。
世界に登録されたその土地の情報を、かつて彼らが作り上げた街々の情報で塗り潰し、開拓していく。
ライダーを始点として結界は放射状に広がり、大地や建造物、生命を蝕み魔力に還元していく。
その魔力を取り込み結界は広がっていくため、ライダーが発動をやめるまで再現なくこの結界は拡大していく。
ただし、EXランクのスキルや宝具、ランクに関わらず神造兵器や対界宝具を所持する相手を還元する対象に取ることはできない。
この結界を解除した場合、塗り潰された情報も同時に消滅するため、その土地は荒野となる。
『邁進せよ契約の帆船よ(コントラクト・メイフラワー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:140
ライダーが新天地へと向かうために乗り込んだ貨物船。
ただの貨物船だったが、清教徒たちの死が絡んだ過酷な旅路を航海しきったことから、試練に立ち向かう信者を運ぶ聖船となった。
暴風や雷雨などの自然現象や、魔術スキルを完全にシャットアウトする。
この宝具の本質は、この船の中で誓約をすることにある。
船内で行われた誓約は全て、ライダーの神と国王の名の下で交わされたものとなり、その内容を違えることを禁止する。
その拘束力は強く、違反したものにはステータスなどにペナルティが与えられる。また、イギリス、アメリカ出身の人物が契約を
交わした場合は、令呪と同レベルの強制力を発揮する。
契約が一度成立すれば、それに関してライダーは一切関与できず、自動的に発動される。
ただし、悪性、魔性の強いキャラと船内で契約を交わすことはできず、不発に終わる。
【解説】
史実における巡礼始祖の特定の人物というわけではなく、信仰の弾圧から逃れ、自由を尊ぶ神の国作りを目指した偉人たちという
イメージが英霊として召喚されたといった方が正しい存在。巡礼始祖全員の集合体であるが、そういった所が強調されて召喚されたため、
複数の思考が混ざり合い混沌としているといったことはなく、統一された意思の下個人であるかのように行動できる。
善き聖人であって欲しいという概念から、よく言えば清廉潔白、 悪く言えば人間味のない性格をしている。
原住民への対応など史実を見れば、アライメントは秩序・悪に思われるが彼らは己の信念と信仰に基づいて行動したため、秩序・善である。
【コメント】
適正クラスはライダーとキャスター。キャスターの場合、嵐の航海者スキルとメイフラワー号は消滅する。代わりに紙を用いて契約を行える。
ライダーなのに固有結界使えるのは、開拓して作り上げた街の風景を全員が共有しているため。イスカンダルと同じ理由である。
最終更新:2016年10月06日 23:16