【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ゲハジ
【性別】男性
【身長・体重】169cm・52kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を絶つ。
隠密行動に適している。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
【固有スキル】
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
応報の病:-
師に破門にされた際に受けた呪い。
治癒不可能の皮膚病に加えて、
アサシンの姿を見るものにその真名を強制的に理解させる能力を持つ。
師の追憶:-
ヨラムに語れる
エリシャの偉業。
語ることで“巡り合わせ(ランダムイベント)”を引き寄せる一種の奇跡(呪い)。
必ず話が中断されるが、彼はこのスキルの存在に自覚がない。
【宝具】
『揺曳する残光(ラスト・ネス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
預言者エリシャの奇跡の残滓。光の杖。
一度限りの蘇生魔術。
仮に彼がこの宝具を“正しく”使ったならば、応報の病は癒えて消え去るだろう。
【解説】
預言者エリシャの従者。
貪欲さ故に彼に破門されたことが教訓話として知られる。
力ある杖を任されながら子供の蘇生に失敗し、
後に癩病を癒やされたナアマンに報酬を求めて師の怒りを買い、
同じ病を彼のみならず子々孫々にまで与えられた上で放逐された。
一節によれば死者の復活に懐疑的であったがゆえにエリシャの杖を不発に終わらせたという。
また彼はイスラエルの王にエリシャの伝記を語ったとされるが、
罪人の口から義人への賛辞が語られる不義から話は半ばに打ち切られたとも
(アレは感動シーンではないのか?)。
高名な師に仕えながら不実で無礼な悪人だったとされ、
列王記の記述を見る限りだいぶ品行に問題のあった男のようだが、
エリシャもまた悪口を言った子供に熊をけしかけたように制裁過剰気味なところがあり、
ゲハジへの仕打ちも厳しすぎると非難される。
しかし聖人を擁護する伝承はエリシャが促した改悛に彼が背いたとし、
その罪ゆえに
バラム、ゴエグ、
アヒトフェル、ゲハジの四人は来世(オラム・ハバ)において
分け前を持たないという。
なお本当に救いようのないのは復活すらできない模様。
最終更新:2016年06月20日 20:18