【元ネタ】中国神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】鴟吻
【性別】雌
【身長・体重】170cm・300kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C+ 耐久E 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【保有スキル】
竜の息吹:C
最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。竜の因子を持つため所持している。
ランサーの吐くマナは水流となり、その放出を調整可能。
炎避けの加護:A
鎮火の建造物として作られたことで得た、火属性の攻撃に対する耐性。
千里眼:B
視力の良さ。遠方の標的の補足、動体視力の向上。また、遠視を可能とする。
さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。
異形:C+
魚の姿に虎の顔。ランサーは陸海問わず十全の動きを見せる。
また、顔を見た相手に威圧判定を行う。
獣の姿であるならば体の一部分を変化でき、一時的に飛翔が可能。
【宝具】
『竜生九子鴟吻(りゅうよりうまれしここのつのこ、しふん)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-8 最大捕捉:8
鯱の原型となった竜生九子の1匹であるランサーの肉体。
鯱鉾とも書かれる建造物の原型であることから、例え姿が朧ながらも『肉体は鉾』であるという概念を帯びている。
被ダメージ時に接触ダメージを与え、騎乗中ないし騎乗スキルを持つ対象に追加ダメージを与える。
『鴟吻遠望(しふんはとおきをのぞむ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
遠くを見ること、咥えることが好きなランサーを屋根に縛り付け、炎避けの加護を得ようとする慣習が宝具化したもの。
刃がついた武具がランサーの口に接触した際に、口ごとその武器をその場に縫い付け固定し、使用を封印する。
また発動後この宝具を解除するまで、自身の耐久値と敏捷値を入れ替える。
封印できる武器の対象は、入れ替え前の敏捷値分のランクまでとする。
ランサーが逃げ出さないようにと地面に縫い付けた剣は、解放を望まれるまで抜けることがないよう深く突き刺される。
【解説】
竜生九子の一匹であり、その姿は獣に似ている、とだけ書かれている。
鴟吻(しふん)の尾は、ハイタカのそれだとされていたが、唐代に魚の姿となった。
虎の顔を持っていたり、鯨に似ているとされていたりと、確定したものがない。
遠くを望むことを好み、何かを咥えることが好きだとされる。
この事から後漢以降、大棟の両端にその像が設置され、火事の際に口から出す水で鎮火を行うとされた。
屋根から逃げ出さないよう、剣によって口を突き刺されて屋根に固定される造形をしている。
日本では、織田信長が安土城天主に設置したことで普及し、名古屋城の金鯱など今日にまでその姿が残されている。
最終更新:2016年10月06日 23:32