睚眦

【元ネタ】中国神話
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】睚眦
【性別】雄
【身長・体重】210cm・320kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
なし

【保有スキル】
魔眼:A
 ただ睨みつけているだけの鋭い眼光が、相手の深層心理に働きかけ混乱や恐慌を引き起こす。
 相手の戦意を喪失させることで、戦闘前に行動を制限する。
 魔術ではないため、対魔力で抵抗できない。精神干渉無効スキルで抵抗可能。

狂喜:A
 戦場における異常なまでの精神高揚。
 戦闘中、威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する。
 また痛覚などのバッドステータスによる行動制限を受けない。
 思考能力の低下等は無いが、思考を眼前の敵へ向けている為、戦闘中は狂化しているのと大した違いはない。

神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 竜の子供であり、自身もまた武力の象徴、厄除けの神としての信仰を得ている。

竜の息吹:B
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。龍の因子を持つ為所持している。
 殺戮を好むアヴェンジャーの吐息は瘴気を含み、吸い込んだ相手の身体を急激に蝕んで行く。
 耐性のある者でも、吹き荒ぶマナによって圧し潰される。

厄除けの加護:A
 魔除けの神として祀られる神威。
 悪霊や病、およびそれに類する呪詛に対し、非常に高い抵抗力を得る。
 アヴェンジャーとパスを結んだ人物にも、同様の加護を与える。

【宝具】
『竜生九子睚眦(りゅうよりうまれしここのつのこ、がいし)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:500
 竜種が産んだ9匹の幻想種の1匹、睚眦の武威。
 9匹の中で最も殺しを好む気性の持ち主であり、最強の戦士であるため、歴代の皇帝はその武威にあやかろうと武器や城壁、軍旗にその姿を残していた。
 転じて、アヴェンジャーは人間が作り出した武器全てに精通しており、手にした武器に自身の刻印を刻み込むことでその武器をEランク宝具として扱える。
 更に、人造武器でアヴェンジャーを傷つけることは出来ず、武器としての役割を失う。
 相手の武器を奪うことも可能であり、奪った後も自身が担い手として真名の開放が可能。その場合の宝具ランクは、高い物をそのランクとして扱う。
 ただし、近代以降の対軍以上の兵器、騎乗物による攻撃を無効にはできない。
 それとは別に、人造兵器以外に対して強奪効果を発揮できず、精々ダメージを削減する程度となる。

『睚眦必報(うらみはかならずむくいる)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-5 最大捕捉:10
 怨みと憤りの名前を冠したアヴェンジャーの、怒りと復讐心が宝具化したもの。
 アヴェンジャーが怨みに思う対象が発生した場合、以降その対象が参加する戦闘時、全ステータスに自身に有利な補正をかける。
 この効果は重複するため、同対象に更なる怨みを抱けば抱くほど、際限なくアヴェンジャーは強化されていく。
 僅かな恨みすらも抱き続け、必ず晴らす人間を例えるために付けられた言葉から逆輸入され、アヴェンジャーの宝具となった。

【Weapon】
柳葉刀

【解説】
 中国神話において竜が産んだ竜生九子の1匹、睚眦(がいし、ヤーズ)。ヤマイヌの顔を持つ以外は龍の姿と変わらない。
 9匹の中で最も気性が激しく、争いや殺戮を好んだため、中国では武具に睚眦を描いた。現在では、風水でこの像が扱われている。
 悪霊などから家中を守る、厄除けの像として。
 『睚』の字の由来は目のきわ、『眦』は目の僅かに開きはじめた部分で、どちらもまなじりや目尻という意味。
 双方の字に『睨む』という意味があり、転じて『睚眦』とは『目を怒らして見る。睨む』ということでもある。
最終更新:2016年10月06日 23:35