【元ネタ】フランス史
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】マクシミリアン・ロベスピエール
【性別】男性
【身長・体重】160cm・48kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:EX
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
狂化を受けてもロベスピエールは会話を行うことができるが、
彼は“弱者の庇護と敵対者の粛清”という思考で固定されており、実質的に彼との意思の疎通は不可能である。
【固有スキル】
カリスマ:C-
独裁者としての威圧を示す。効き目は対象によってムラがある。
特殊な伝承補佐により、女性に対してワンランクアップ。
ただし、ロベスピエールのカルマ値が上昇するに連れて段階的にランクが低下してしまう。
王殺:C
王を殺した事績により与えられたスキル。
同ランク以下のカリスマを無効化し、王の属性を持つ者に与えるダメージが向上する。
複数名での処刑投票の結果ではあるが、早くからルイ十六世の処刑を推進していた。
【宝具】
『恐怖なき徳は無力である(レ・テルール)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1人
範囲内の対象で最もカルマ値が高い者を断頭台に強制転移させ、回避・脱出を封じた上で即死ダメージを与える。
ただし、この宝具を使用すればするほどロベスピエールのカルマ値が上昇してしまう。
また、一度でも発動した後は一定周期で自動発動し、使用者自身にも止めることはできない。
――この宝具の対象には自身も含まれる為、やがては自らも断頭台へと送り込まれる事となる。
『発明神格・至高存在(レ・フェットゥ・ドゥ・レットル・シュープレム)』
ランク:EX 種別:対衆宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:-
彼自身が計画した『最高存在の式典』に由来する、神霊を生誕させる宝具。
最初のうちは『真理の松明』に灯る微弱な炎でしかないが、
人々の信仰を受けることで成長し、革命の理念を擬人化した火と知恵の女神『最高存在』として完成する。
『最高存在』の完成には信仰を受けるだけの演出が必要。
【Weapon】
『真理の松明』
『発明神格・至高存在(レ・フェットゥ・ドゥ・レットル・シュープレム)』の種火を灯した松明。
これ自体が一種の概念武装であり、宝具の触媒としてだけでなく攻撃武器としても機能する。
【解説】
フランス革命期の政治家・指導者。恐怖政治(テルール)を主導したとされる。
貧しい苦学生であったが秀才として知られており、弁護士に就職した後も論文で評価されていた。
三十歳の時に三部会の選挙にアルトワ州第三身分の代表として出馬し当選。
山岳派(ジャコバン派)に身を投じ、左派の論客として頭角を現す。
逃亡を企てたルイ十六世の処刑には積極的に賛同。
ルイ十六世の処刑に端を発するヨーロッパ諸国の対仏同盟により国家が危機に陥ると、
国内の貧困層の支持により戦争を主導したジロンド派を追放。
国内の危機を理由に超法規的措置を取り、反対派をギロチンで処刑する恐怖政治を執り行った。
自己の理想国家、共和政樹立を目指して強権を振るったが、
反対派のクーデター(テルミドールのクーデター)により失脚し、
自らも処刑した人々と同じくギロチンにかけられた。
フランス革命期における狷介な政治家、非情の独裁者として知られるが、
ジロンド派追放以前も以後も貧者のために動いた清廉の人でもあった。
またロベスピエール一派は独裁できるほどの力を持たず、
国家の危機を鑑みた国民公会の総意により、超法規的措置として恐怖政治が執り行われていたという説もある。
少なくとも恐怖政治の責任はロベスピエール一派だけに被せられるものでもなく、
責任を取らせる為に
スケープゴートに仕立てられたとも言えなくもないが、
主導者格であったこと、各機関の行き過ぎた処置を止められなかったことが、
結果としてロベスピエール一派の破滅を招いたことは確かである。
最終更新:2016年10月07日 12:04