【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ロナルド・ノックス
【性別】男
【身長・体重】189cm・88kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:D
魔術師としての技量こそ持たないが、自らに有利な陣地を作り上げることが可能。
”結界”の形成が可能。
【固有スキル】
洗礼詠唱:B
キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
生前、英国カトリック教会二位の大司教であった彼は高位の詠唱を会得している。
高速詠唱:E-
魔術詠唱を早める技術。
彼の場合、筆が早くなる以外の恩恵は無い。
ミステリ思考:B
話をミステリのように受け止め、曲解する。
会話がやや難航するが、その代わり自身の思考に自信を持つ様になり、その思考を覆さなくなる。
【宝具】
『ミステリ大原則(ノックス・ロウ)』
ランク:A~C 種別:対人・対軍・対神秘宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:20
ノックスの産み出したミステリの大原則たる十の決まり。
それら全てが彼の周りを回る本に記されている。これらの本は同時には使うことができない。
第一の本は『登場人物は物語最初に現れた者のみ』の本。発動することで、現在戦っている敵サーヴァント以外の闖入者を禁ずる。但し、自分以外のサーヴァントがいないと発動できない制約が課せられている。
第二の本は『探偵の超自然能力の使用禁止』の本。誰か一人の神秘を打ち消す。
第三の本は『二つ以上の秘密通路の存在を禁ずる』本。自分以外の逃走を禁止する。
第四の本は『未知の薬物及び難解な科学装置の使用禁止』の本。超科学や現代科学に於いて解明出来ない薬物の使用を制限する。
第五の本は『中国人を登場させてはいけない』本。ここで言う中国人とは超能力者の事。自分含めた範囲内全員の神秘を打ち消す自爆系効果。
また、中国人に対してこれをブロークン・ファンタズムしてやると、霊核を消滅させることが出来る。対中華最終兵器。
第六の本は『探偵は偶然・第六感に頼ってはならない』本。範囲内全員の直感系スキルを消す。
第七の本は『探偵は犯人であってはならない』本。この本を貸し与えることで、直接危害を加えることを禁止するギアスの役割を果たす。
第八の本は『探偵が推理する手がかりは既に提示されているものでなければならない』本。啓示や真名看破などのスキルによる真名バレを防ぐ。
第九の本は『物語の語り部はその主観を読者に公開しなければならない』本。接触したサーヴァントの心中を読み取る。
第十の本は『双子・一人二役は読者に知られていなければならない』本。スキルによる隠蔽を無効にする。
また、これらの本はそれぞれブロークン・ファンタズムできる。彼はこの宝具に対して何の感慨も持っていない為、頼んだらやってくれる。
【Weapon】黒鍵
【解説】
ロナルド・ノックスはミステリの大原則たるノックス十戒を作った英国の聖職者かつ神学者でありミステリ作家。
しかし、ロナルド・ノックスはミステリ作家が本職ではない。かれは英国人カトリック教会の大司教にまで上り詰めたことのある、英国二位の司教である。
実際、彼が書いていた小説は周囲には良い顔をされず、1942年にその筆を絶っている。しかしそれでも、彼の作った原則は消えることは無かったのだ。
洗礼詠唱のスキルから分かる通り、彼は型月世界では聖堂教会に勤めていた。その為、武装も黒鍵であり、彼の黒鍵投擲は中々のもの。
聖杯に賭ける願いは特に無い。触媒召喚されないと基本的に現界しない。
最終更新:2016年06月20日 20:22