【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】神代 勝利(くましろ かつとし)
【性別】男性
【身長・体重】165cm・59kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
心眼(真):C
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
吉夢の招運:B
一時的に幸運を呼び寄せるユニークスキル。
発動すると幸運が2ランク上昇する。重ねがけも可能。
ただし、一回使用するごとにスキルのランクが1ランク低下し、Eの状態で使用すると消滅する。
【宝具】
『その夢、買った!(ドリームカムトゥルー)』
ランク:C 種別:対夢宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
他者が見た吉夢を口車と金の簪を用いて買い取った逸話が宝具化したもの。
他人が見た吉夢を金銭ないし現物を代償に買い取ることで、スキル:吉夢の招運のランク(使用回数)を上昇させる。
……この宝具の問題はそもそもどうやって買い取るか、というところにある。
まず吉夢を見た人間を探さねばならない上、神秘に疎い人間ならば不気味に思うだろうし、吉夢の効果を知るものならば売りたがらない。
【Weapon】
『肥前行廣』
淀姫神社に神代勝利が奉納した刀。
龍造寺隆信に敗れ逃げ延び社内に隠れた際、追手の目を逃れることが出来たことから、
その神恩に感謝して奉納したという。
『宝刀国次』
同上。こちらの方がやや短い。
【解説】
戦国時代、少弐家に仕えた、剣術に秀でた武将。名前が読めない事に定評がある。
端的に言ってしまえばケルト脳の持ち主であり、豪胆な人柄を示す逸話を多数残す。
千葉興常の下で養われていた頃、同僚の江原石見守が見た吉夢を「それは凶夢である」と偽り「売れば吉夢に転化する」と言って金の簪で夢を買い取った。
これが功を奏したのか度々武功を挙げ、500人の弟子を抱える剣術師範、さらには山内の豪族たちの頭領にまでなる。
少弐冬尚と龍造寺隆信の対立が深まると、神代勝利は少弐家のために奮戦。
両家の和睦会見の際には毒殺されかけるも、龍造寺隆信の愛馬を即興の歌を歌いながら奪い、意気揚々と引き上げたという。
(この歌は後にノーヤ節と呼ばれ、山内の宴席の定番となったとか)
和睦が破れ両家が再び対立関係となると、神代勝利は龍造寺家臣である小河信安と攻防を繰り広げる。
いわば宿敵なのだが、信安が(大将なのに)神代勝利の居城に単身侵入し、宴会に紛れ込んで暗殺しようと図った際には、
気づいた上で逆に宴会に招き寄せ(暗殺対象なのに)互いに酒を飲み交わしたという。
また、春日山の戦いでは(大将なのに)単身斥候となり、同じく(大将なのに)単身斥候となっていた信安と偶然遭遇。
世にも稀な大将同士の一騎打ちの末に、信安の首を挙げた。
かように神代勝利が活躍する一方で、龍造寺家の勢いは留まるところを知らず、少弐家は次第に追いつめられ、ついに滅亡。
反龍造寺勢力の最後の一人となった神代勝利は、龍造寺側の「河上の地にて雌雄を決しよう」という挑戦状を受け(!?)
全軍を率いて戦うも離間工作により敗北、次男と三男、多くの家臣を失い浪人した。
後に家臣の手を借りて再び山内に復帰するも、もはや戦う力は残されておらず龍造寺家と和睦。
その三年後に病死した。
神代勝利の死によって運が尽きたのか、神代家はその後、不幸が度重なった末に、
それを好機と見た龍造寺家によって攻め滅ぼされてしまった。
最終更新:2016年06月20日 20:22