【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ムーサ1世
【性別】男性
【身長・体重】165cm・93kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷E 魔力D 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【保有スキル】
黄金律:A+
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪すら歯牙にも掛けぬ金ピカぶり。永遠に金には困らない。
皇帝特権(金):EX
全てを金尽くでどうにかする能力。
人類史上最も裕福な個人、かつ皇帝であるムーサ1世のみに許された超金満スキル。
世俗の問題ごとは彼をわずらわせる前に、あっという間に溶け消える。
低ステータスや未習得スキルを補うことすら可能。
皇帝特権・
陣地作成:B
自らに有利な陣地を作り上げる能力。
メッカ巡礼から連れ帰ったアラブの建築者は、彼の都にて大いに腕をふるった。
皇帝特権・
カリスマ:B
金がある限り、畏怖と敬意を繋ぎ止める。
正確には金銭的アドバンテージを利用した示威と懐柔である。
【宝具】
『黄金運びの隊列(マンサ・ムサ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
マリ皇帝による伝説的メッカ巡礼に随伴した、黄金を背負う臣下の大部隊。
黄金の帝国を世界に知らしめた一種の宣伝部隊であり、
最低限の武装しかしていないため戦闘力は低い。
皇帝特権がその土地で十全に働くようお膳立てをする宝具で、皇帝の手足となって働く人員である。
【Weapon】
『アラブ馬』
サハラ以南においては富の象徴となるほどの価値を誇った騎獣。
この個体は主人と同じく金ピカに飾り立てられていて、"皇帝特権"で強化や交換が可能。
マリ帝国は膨大な金銭をつぎ込んでアラブ馬の騎兵軍団を構築しており、
それが軍隊の強さと直結していた。
【解説】
史上最も裕福な個人として有名な王様。
マリ帝国10代目の王(マンサ)、ムーサ1世。通称マンサ・ムサ。
1324年の伝説的なメッカ巡礼……数万人の従僕と数十トンの金を伴ったこの旅により、
史上唯一地中海の金相場を個人で操作した人物となる。
マリ帝国の名が西洋の世界地図に出現する契機を作ったこの事件は有名だ。
行く先々で貧民に、都市に金をばら撒き、毎週金曜日にモスクを建てるなどの次元違いの散財により、
結果として地域経済は荒廃、彼は是正のため借りられるだけの金を借りたという。
金持ちエピソードが衝撃的な彼だが、巡礼の旅に見えるように敬虔な王だった。
征服者に対してよく戦った英雄でもあるのだが、
二代後には内戦と侵略者によって帝国は凋落し、王の財産も頂点の座から失墜している。
最終更新:2016年10月07日 21:37