E・W・バートン=ライト

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】E・W・バートン=ライト
【性別】男性
【身長・体重】175cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

【固有スキル】
透化:D+
 精神面への干渉を無効化する精神防御。
 暗殺者ではないので、アサシン能力「気配遮断」を使えないが、
 武芸者の無想の域としての気配遮断を行うことができる。

医術:C+
 格闘技による人体理解と、
 20世紀初頭のオカルトが混じった妖しい医科技術の複合技能。

【宝具】
『英式柔術(コンバットスタイル:バリツ)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
 バーティツの派生概念であるはずの"バリツ"から逆流する「神秘の武術」という概念。
 西洋圏のサーヴァントとの戦闘時に膨大な追加効果と補正を得る宝具。
 ただし、対象の東洋への理解度によって効果が薄れる。
 あらゆる不条理を一言で快諾させる、それは東洋の神秘(オリエンタル・ファンタスティック)という
 魂の叫びである。

【Weapon】
『紳士服』
『ステッキ』
『素手』

【解説】
 総合格闘技(MMA)の父、バーティツ創造者エドワード・ウィリアム・バートン=ライト。
 日本で学んだ柔術にボクシングやスティック術などを組み合わせた混成武術、
 つまりハイブリッド、あるいはミックスド・マーシャルアーツであるバーティツを創設した彼は、
 意外にもバンガロールで鉄道技師の息子として生を受けた。
 土木技師や測量士としてエジプトやポルトガル、海峡植民地で働いた後、ハンター商会で働く。
 神戸で神伝不動流、東京で講道館柔道を学んだ彼は、
 帰国の後、以前より学んでいたボクシング、レスリング、フェンシング、
 サバットのスタイルを柔術と統合、バーティツ、――つまりバートン流柔術を開く。
 後にサバットとラ・キャンの達人、シュヴィンゲンの達人も招聘、技術を取り込み、最強の武術を完成させた。
 ……だが、粗雑すぎる経営手腕のために、バーティツ道場は閉鎖に追い込まれた。
 一時イギリスにジュージュツ・ブームを生むほどの人気を博したが、彼に商才はなかったのである。
 その後彼はバーティツ・クラブでも行っていた理学療法に専念し、
 半ば香具師のような理学療法士に転じた。
 バーティツは護身術の他にも、理学療法、体操による鍛錬法を持っていたという。
 1951年没。90歳という高齢まで生きた辺り、彼の人体理解は本物だったのだろうか。

 オリエンタル・ファンタスティックがやりたかっただけ
最終更新:2016年10月07日 21:43