姫胡(周・厲王)

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】姫胡(周・厲王)
【性別】男性
【身長・体重】159cm・67kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【保有スキル】
皇帝特権:B
 天子特権。
 シャーハンシャーの特権に勝り、ファラオの特権に劣る“皇帝”発明以前の皇帝特権。
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは情報抹消、騎乗、カリスマ(威圧)、呪術、等。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【宝具】
『王は流れを堰き止める(フロウ・ストッパー)』
ランク:C 種別:対衆宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
 アサシンに心服しない者に付加される、天子特権による呪い。
 その人物を自由意志を持った使い魔とし、半強制的に行使する。
 使い魔となった者は互いの意思を視線と視線だけで伝えあう異能が付与される。
 呪いが施された者がアサシンの誹謗中傷を行なう、または彼の意に反する行動をとった場合、
 対象の肉体を、空間から発生する青銅の鉾が直ちに貫くであろう。

『禁忌の龍櫃(アーク・オブ・アンガー・リパブリック)』
ランク:A 種別:対衆宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
 厲王の時代に開かれた夏王朝時代から伝わる龍の口を収めた箱と、厲王が周の都を去った後、
 諸侯の手によって13年に渡って“共和制”が敷かれた逸話のミックス。
 使い魔の粛清数が一定以上に達すると、周王朝滅亡の前兆となる箱からの魔力が彼らの総身を満たし、
 主君であるアサシンへ反旗を翻す権利と、龍の魔力由来の神秘を獲得する。
 一たび発動すると厲王は消滅し、現在生存している使い魔全員で一騎のサーヴァントとして扱われ、欠落した厲王の枠を補うこととなる。
 (クラス別スキル:気配遮断は引き継がれるが、厲王が保有していた固有スキルは引き継がれない)。
 なお、この宝具の能力は厲王自身にも発現直前まで秘匿される。

【解説】
 周の武王から数えて十代目の王。厲は史上最も悪いものの一つとされる悪謚である。
 暴虐な性格の人物であったとされ、国民が彼を非難すると民を捕らえて片端から虐殺した。
 このことから国民は口を閉ざし、互いに目と目で合図を出し合うようになってしまった。
 厲王はそれを臣下に得意げに話し、臣下がそれは危険だとしてやめさせるよう諫すも聴き入れず。
 その後、佞臣を大臣にして王朝の政治を腐敗させてしまい、とうとう国人の不満が爆発し、暴動が勃発。
 暴動は鎮圧できず、厲王は王都を脱し彘の地まで落ち延びた。
 厲王が薨去するまでの13年間は、周の重臣(或いは有力諸侯)などが政治を執り行う共和制が執られた。
最終更新:2016年10月07日 22:13