【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】馬忠 徳信
【性別】男性
【身長・体重】176cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運A 宝C+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
表情術:B
自身の感情を他者に悟らせないスキル。
感情とは全く別の表情や振舞いで、相手側に心境を誤解させる。
英語ではミミックだが、別に宝箱に化けるわけではない。
【宝具】
『偽・死于此樹之下』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:10~40 最大捕捉:500人
春愁戦国時代の名将、孫臏が龐涓を誘殺したのを模した中華ガジェット。
樹木に文章を刻みこむことで、アーチャーの残留魔力を身に纏うデコイとして機能する。
この文章を発見者が読み上げることで、
空間から一千を超える弩群が出現し、相手を瞬く間に蜂の巣にする。
また、鏃には馬忠が南蛮で入手した猛毒が塗られており、
膝など致命傷になりにくい部位の負傷でも死に至る可能性がある。
三国志演義では、伏兵を率いて張郃を射殺する勲功を挙げている。
また信憑性は低いが『漢表伝』によれば蜀軍は「張郃此の樹下に死せん」という一文を樹木に刻み、
張郃が読み上げた瞬間に数千の伏兵で射殺したという逸話が残る。(もちろん、元ネタは孫臏のものである)
ちなみに正史では張郃は膝(致命傷にはなりにくい部位)を射抜かれたことで死去している。
【Weapon】
『元戎』
諸葛亮が設計した連弩。
矢の装填はカートリッジ式で、次々に矢を放つ連射形態と、十本の矢を纏めて放つ散弾形態に可変する。
言わば、アサルトライフルとショットガンをひとつに纏めた中華ガジェット。
しかし、本来は数を揃えて運用する兵器のため、単独での戦闘では真価を発揮し得ない。
『柳葉刀』
中国刀の一種。片刃刀。
刃は大きく反っており、斬撃に適した形状となっている。
【解説】
三国時代、蜀の家臣。字は徳信。
母方の家に育てられていた頃は狐篤を名乗ったが、後の元の馬姓に戻し名を忠に改めた。
王平、鄧芝と並び評された名将であり、特に南中統治に腕をふるった。
夷陵の戦いで大敗した際に劉備に見出され、
「黄権(夷陵の戦いで蜀を去った名臣)を失ったが代わりに狐篤を得た。世の中に賢者は少なくない」と高く評価された。
諸葛亮にも高く評価されて出世を重ね、南中(南蛮)が反乱を起こすとその征伐に従軍。征伐後は民の慰撫に務めた。
後に対魏の最前線である漢中に召され、蔣琬の副官として諸葛亮の留守を守った。
第四次北伐にも将の一人として従軍。帰還後は張嶷とともに羌族の反乱を鎮圧するなど功績を挙げる。
南蛮で劉胄が反乱を起こすと、法に厳格だったために評判の悪かった張翼と交代され、反乱を鎮圧。
さらに蜀が喪失していた南中の領土を張嶷とともに攻め取って回復した。
後に成都に召されて中央の政局に携わり、費禕が漢中に赴いた際はその留守を守った。
費禕の帰還後は南中に戻され良く統治し、在職中に死去した。
馬忠の人となりは寛大、公正で度量があり、大笑いはしても怒りを顔に出さず、決断力に富んだ。
南中の民は、馬忠が死去した際に大いに悲しみ廟を建てるほど畏敬していたという。
後任には張表・閻宇が選ばれたが(特に張表は馬忠より名声が高かったが)いずれも風格・功績の点で馬忠に及ばなかった。
三国志演義ではキャラクターの役回りを分散させないためか引き立て役、やられ役に回る事が多い。
しかし伏兵で張郃を討ち取るという大功を挙げている。
最終更新:2016年10月07日 22:20