【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】-
【真名】フリードリヒ3世(神聖ローマ皇帝)
【性別】男
【身長・体重】168cm・73kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運EX 宝具A+
【クラス別スキル】
気配遮断:-
アサシンクラスではあるものの暗殺者ではないため、自身の気配を絶つことはできない。
宝具の副次効果により、欲望や敵意を完璧に誤魔化す精神的気配遮断となっている。
【固有スキル】
カリスマ:C+
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
皇帝としてはあまりにも無能で気弱そうに見えるので、忠誠心の有る部下たちが「なんとかしなければ!」と勝手に奮い立つ。
仕切り直し:A++
戦闘から離脱する能力。どれだけの格上が相手でも、幸運差が有る限り確実に生きて逃げきることが可能。
全力で行方をくらませば、マスターですらどこに逃げたか分からない。
透化:C
精神面への干渉を無効化する精神防御。
何を言われようとも、どれだけ呪われようとも、どんな状況だろうとも決して屈服せず、好機を待ち続ける。
心眼(真):C-
経験と忍耐によって培った洞察力。
窮地において自身と周囲の状況や敵の能力を冷静に把握し、その場で残された退路を導き出す“危機回避論理”。
【宝具】
『幸多き皇帝(トート・カイザー)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:500 最大捕捉:1~12
常時発動型の宝具。同じ聖杯戦争に参加した他のマスターとサーヴァントの幸運を4ランク下げる。
対魔力スキルで段階的に抵抗できるが、いかなる手段を持ってしても完全に無効化することはできない。
同盟を組んだ仲間は対象外となるが、その後敵対した場合は再発動する。欲深い弟のように。
アサシンが持つただ一つの攻撃手段であり、敵が勝手に死んでくれるまで庭で花の世話をしているのが、アサシンにとっての最良の戦術である。
『帝国一の大愚図(シェービヒ・シュラフミュッツェ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
隠蔽宝具。自分のステータスやスキルを全てEランクとして認識させ、宝具の存在や効果を悟らせない。
Cランク以下の直感スキルならば打ち消すことも可能。
よく観察しようとすればするほどアサシンが無能で無害な人物に見えてしまうため、戦いが長引くほど敵はアサシンを無意識に侮る。
真っ先に打ち倒すべき相手を後回しにした者がどんな目に遭うかは、歴史が教えてくれる。
【Weapon】
『王笏』
儀礼用の杖。
【解説】
ハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝、フリードリヒ3世。
優柔不断で気が弱い上にドケチな性格と言われ、"神聖ローマ帝国の大愚図"やら"帝国第一の眠たがり"だの酷い称号を貰っている。
しかし、ご都合主義かと言わんばかりの強運で数多の敵対者を退け、謎の生存能力と忍耐力によって中世後期を駆け抜けた、最弱の君主。
自発的に何もしないまま政敵がことごとく死に、ハプスブルク家繁栄の基礎を気づいたら築いていた。
あまりにも敵が都合よく死ぬので暗殺説もあがっており、そのためにアサシンクラスで現界。彼自身に戦闘能力は欠片も無い。
スーパー受動的暗殺者。こんなのが英霊で良いんだろうか。
しかし考えてて凄く楽しかった。後、ドイツ語発音は勘弁してください。
最終更新:2016年10月08日 11:22