【元ネタ】史実(アイルランド)、アイルランド伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ゲラルド
【性別】男性
【身長・体重】171cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
二節以下の詠唱による魔術を無効化する
大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
神性:D
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
明確な証拠こそ無いものの、エーネー女神の息子であると伝えられている。
地神・母神系のルーツ、伝説を保有する英霊からの攻撃に対し若干の耐性を有する。
魔術:B
オーソドックスな魔術を習得。
地と水の自然干渉、治癒、幻術に優れる。
変化:B
鳥獣へ姿を変える事や身体の縮小を可能とする。
【宝具】
『湖畔巡る白銀の騎行(オヒシュキ・ロッホ・グル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0~1 最大捕捉:1人
馬の姿で生き永らえた水神とも言われる水棲馬。
ライダーを不死者とする銀の蹄鉄を履いており、
ライダーに傷を与える為には落馬させるか
部位攻撃により蹄鉄を破壊しなければならない。
『地を覆う豊穣の母(ノックエスニャ)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:0~1 最大捕捉:5個
ライダー誕生の折に母神の祝福を受け、一夜にして丘を満たしたえんどう豆。
蘇生に近い治癒と魔力回復の効果を持つ。
然るべき霊地に蒔く事により、日毎新たに収穫する事が可能となる。
美味い。
【Weapon】
『無銘・騎乗槍』
『水棲馬用の馬具』
水棲馬の体表には強力な粘着力があり、直接触れると大変な事になる。
【解説】
十四世紀アイルランドの貴族、マンスター南部に領地を持つ
デズモンド伯ジェラルド・フィツモーリス・フィッツジェラルド。魔術師ゲラルド。
機知に富んだ器用な詩を書いたと伝えられ、『詩人のゲラルド』とも呼ばれる。
ダーナ族オウエルの娘にしてマナナーンの養育を受けた女神エーネー(エスニャ、アーニャ)、
マンスターの守護神・豊穣を司る地母神である彼女はゲラルドの母親とされる。
ゲラルドは母に学んで優れた魔術師になったとされ、一方でマンスターの貴族達は
自分達の守護神がそのように怪しげな男と関わりがあるという伝説を嫌い、撤回を求めたという。
結局、優れた魔術の技が災いしてゲラルドは現世を離れる羽目になってしまった。
ゲラルドは今もグル湖の水底にある洞窟で深い眠りに就いて生き続けており、
七年毎に夏至前夜になると白い軍馬に乗って現れ部下と共に湖岸を駆け回ると語られる。
この騎行により白馬のはく銀の蹄鉄が擦り減りきった時、
或いはいつの日にかマンスターに重大な危機が訪れた時、
ゲラルドは不老長生から離れて定命の者として目覚め、デズモンドを栄光に導くのである。
最終更新:2016年10月08日 11:38