【元ネタ】史実(中国・五代十国)
【CLASS】嗚呼、茶
【マスター】
【真名】馬殷
【性別】男性
【身長・体重】176cm・74kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
芸術審美:C-
茶葉、茶への執着心。
茶における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破する事ができる。
飽く迄も茶であって茶器への執着ではないため、役に立つ可能性は殆ど無い。
人間観察:D+
人々を観察し、理解する技術。視認した相手のステータス情報を把握する。
Dランクであればサーヴァントに対するマスターの能力と同等のものを有する。
彼の場合、加えて相手の茶を淹れる能力や茶栽培の腕を見抜く事が可能。
啓示:E
目標の達成に不都合な展開を“感じ取る”能力。
罪なき者が殺された時、彼には天候が急変するのが見えたという。
地形適応:E
特殊な地形に対する適応力。
不安定な足場におけるペナルティを軽減する。
【宝具】
『甘露喫する至高の天(きっさてん)』
ランク:C 種別:固有結界 レンジ:10~30 最大捕捉:100人
最高に美味い茶を馬殷に飲ませた者が勝者となる、茶王の楽園。
発動と維持に必要なコストは茶葉一斤。
【Weapon】
『無銘・矛』
【解説】
五代十国時代の楚を建国した初代王。字は覇図。楚の茶王。
黄巣の乱において秦宗権率いる賊軍に身を投じて武功をたて、
相次いで主将が亡くなるうちに自ら全軍の指揮官となった。
楚国を興し、乱世において比較的平穏に国内を治めていた彼は
茶の生産と交易を推進して莫大な利益をもたらし、
内政にも尽力して人民に慕われた。七十九歳で死去。
木工時代に依頼人の一人が振る舞ってくれた茶の味にとりつかれ、
高価な茶を毎日たっぷりと飲む事のできる身代を求めたとされる。
戦略に悩む主将に熱弁を振るって南方に道を求めさせたが、それも茶の大産地を求めたが為。
貿易用の高価な葉は勿論、安い葉も大量に作らせ、庶民も茶を口にし易くなったという。
最終更新:2016年10月08日 11:41