【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ボルギオス
【性別】男性
【身長・体重】186cm・81kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
神性:E
その体に神性属性があるかないかの判定。
神霊との直接的な繋がりは無いが、弱い神霊適性を持っている。
精霊の加護:A
精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
その発動は武勲を立てうる戦場においてのみに限定される。
慎重主義:D
先を見据えて敢えて退く勇気。
同ランクの“
仕切り直し”スキルに加え、対軍宝具に対処する際に有利な補正がかかる。
その代償に、格闘ダメージを減少させてしまう。
【宝具】
『天鳴の必落(ガッリク・フルメン)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:4~?? 最大捕捉:一人
自身より高所の対象に、距離を無視して届く槍。
ギリシャ世界を襲ったガリア寇には"雷鳴"と"稲妻"の前兆があったとされる。
その蛮族襲来で死んだマケドニア王プトレマイオスは奇しくもケラウノス(雷)と呼ばれており、
象の上から引きずり降ろされ、斬された首は槍上に掲げられた。
彼を破ったガリア人将軍の名はボルギオス。
雷(ボルグ)、あるいは殺害(ベル)を名の語源に持つとされる男である。
『富み積める蛮陽の釜(ベルギウス)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:20~50 最大捕捉:600人
魔力炉としても機能する太陽の釜。
彼を祖先の英雄と仰いだガリア・ケルト人からの信仰が、豊穣の大釜の形をとったもの。
神格化の過程でボルギオスと併合した太陽神(アポロ)の属性を表す宝具。
黄金の炎を溢れさせ、死の行軍のように敵を確実に灰に帰す。
【Weapon】
『槍』
ケラウノス王の首を飾った槍。
どういうわけか“天上の雷を地に墜とす”対高所性能を得ており、
宝具『天鳴の必落(ガッリク・フルメン)』の機能以外にも対雷属性を持っている。
【解説】
紀元前279年の大侵寇におけるガリア人の将軍。
パンノニアから溢れた蛮族の大群は三部隊に分かれてバルカン半島を襲った。
彼の軍団はマケドニアとイリュリアを狙ってマケドニア王プトレマイオス・ケラウノスを殺し、
ソステネスに敗れるも略奪に満足して撤退した。
ギリシャ最後にして最大のガリア人軍団となった
ブレンヌス軍がソステネスを破り、
テルモピュライで惨敗を喫するのはその後まもなくのことである。
凱旋した彼は神格化されたと見られる。
ベルガエはボルギオスの系譜を自認したとされ、
またその名はウェールズの大父祖神ベリ・マウルの原型と推測される。
最終更新:2016年10月08日 17:44