【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】董卓 仲穎
【性別】男性
【身長・体重】185cm・216kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷E 魔力C 幸運C+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
幻獣・神獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
魔王:A
生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられた怪物。能力・姿が変貌してしまう。
無辜の怪物とは似て非なるスキル。
加虐体質:A
戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。
カリスマ:C-
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
国家を運営することはできないが、その死後、部下たちが仇討ちを行う程度には人望があった。
贅肉の鎧:A
度外れた肥満体質。ランクに応じて打撃による被ダメージを軽減する。
高ランクの場合、火炎攻撃に対して弱くなるというデメリットもある。
【宝具】
『金華竿摩車(てんりん、ちをひきさく)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
陰の気を高め地震を引き起こした逸話を持つ馬車。
皇帝の車を模して作った中華ガジェットで“竿摩”の名は天子に迫るものを意味する。
この宝具が走行する際、車輪から大地へと陰の気を徐々に浸透させる。
溜まった陰の気が龍脈の許容量を超えると、その炸裂により局地的な地震を引き起こし、敵味方なく被害を与える。
『董卓五銖(とみ、そのかちをなくす)』
ランク:C+ 種別:対財宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
董卓が改鋳した五銖銭を1000個ほど束ねた輪としたもの。
粗悪を極めた悪貨であり、貨幣経済を崩壊させ、魏の時代に至るまで物々交換に逆戻りさせたという逸話を持つ。
真名を開放することで五銖銭は各所に散らばり結界を形成。
結界内の
黄金律スキルを無効化し、さらに財貨に関わる伝承のある宝具も無力化する。
この宝具は敵味方を区別しない。
【Weapon】
『項羽刀』
玉を泥のように斬ったという名刀。
董卓が若いころに掘り当てたもので、後に蔡邕の鑑定を受けて項羽の刀だと分かったという。
【解説】
後漢末期の軍人・政治家。字は仲穎。
幼帝を傀儡に暴政を振るい専横を極めた悪臣。
若いころは膂力と侠気によって豪族や異民族から人望があったという。
黄巾の乱の後、大将軍・何進は対立する宦官たちに圧力をかける一貫として董卓の軍勢を呼び寄せたが、
軍勢が到着する前に暗殺されてしまう。
これが切っ掛けで袁紹・袁術らによる宦官虐殺が引き起こされると、混乱に乗じた董卓は幼い少帝とその弟・劉協を確保。
勢いに乗じて軍権を一手に握り、少帝を廃立し劉協を傀儡とした。
董卓は度を越した野心家ではあったが、悪政を敷こうとしていたわけではなかった。
軍の暴虐ぶりはともかく、厳罰主義と強権政治は混乱の収拾としてやむを得ない部分もあり、
宦官に追いやられていた清流派人士を要職につけるなど、政治の立て直しに奔走している。
しかし、袁紹の出奔を切っ掛けに清流派は董卓に対する叛意を強めていき、ついには反董卓連合を結成して董卓に牙を剥いた。
人間不信に陥った董卓は、特に袁紹と繋がりが深い士大夫達を尽く惨殺。
反董卓連合との戦争に臨み、洛陽を焼き払って長安に遷都したが、このことでさらに評判を落とした。
さらに財政難を解消すべく行った五銖銭の改鋳が物価の急騰を招き、財政どころか貨幣経済が崩壊。
結果、董卓軍は民衆から略奪や強姦を繰り返すようになり、董卓自身も「儒教道徳に背く」として冤罪で金持ちを処刑し財産を没収、
厳罰主義も先鋭化し些細な事で厳刑に処すなど、その悪政は極まった。
王允などの士大夫は乱政の原因・董卓を除く為、暗殺を計画。
董卓の養子・呂布を計画に取り込み、暗殺を成功させた。
董卓に迎合していた者も皆殺されたが、やがて外に出ていた董卓の家臣たちが軍勢を率いて王允らを殺し、その仇を討ったという。
最終更新:2016年06月20日 20:49