キャサリン・オレアリー

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】キャサリン・オレアリー
【性別】女性
【身長・体重】166cm・53kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E+ 耐久E+ 敏捷E+ 魔力E+ 幸運E 宝具E+
【クラス別スキル】
狂化:A
 理性を代償にサーヴァントを強化するクラススキル。
 意思疎通は困難ながら、一応は可能。
 サーヴァントとしての彼女は、何事も自分に非があると思い込みやすい性格となっている。

【固有スキル】
魔力放出(炎):E+
 英霊として最弱の部類に入る彼女が纏う炎は、種火に等しき非常に微々たるもの。
 ただし、彼女が保有する宝具の“切っ掛け”になる。

無辜の怪物:C
 シカゴ大火の原因を作った女。
 事実無根の捏造から生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた市井の民。
 彼女の心は常に大火を発生させたという罪悪感で満たされており、
 狂化によって狂い切ることさえも許されない。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

【宝具】
『偽・我が禍なる大火(シカゴ・ファイア・ディザスター)』
ランク:E++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:800ヘクタール
 ランタンの炎を溢すことで展開されるシカゴ大火の具現。
 木製・木造などのものは無差別に焼却する暴虐の炎だが、
 シカゴ市の摩天楼化を推し進め、“概念改良”を成し遂げる遠因となったこの炎は、
 完全に燃やし尽くした物の、「ランクを上昇させて再生する」という隠された能力を有する。
 それが宝具であった場合でさえ例外ではなく、Aランクにまで対応している。

 一定回数以上使用し続けると、バーサーカーは罪悪感に苛まれ、自害判定が発生する。

【Weapon】
『ランタン』
 中は魔力でできた炎が煌々と燃え盛っている。

【解説】
 1871年10月8日にイリノイ州はシカゴで起きた大火の原因を作ったとされた女性。
 風聞に曰く、彼女が牛舎で搾乳をしようとしたところ、牛にランタンを蹴られて藁に引火。
 そのまま出火し、シカゴ市の建物17400棟以上が全焼する大惨事となった。
 当時のシカゴ市に木造建築が未だ多く存在したことはもちろんのこと、異常乾燥や強風、
 消防の伝達ミスなどが重なっての大惨事であるため、人災的側面を持つことも無視はできない。
 大火の原因を作ったということが捏造であることは、彼女が死去する2年前に、当時の新聞者の記者M・エイハーンが公表したが、
 それでも彼女は死ぬまで大火を引き起こした罪悪感に苛まれたという。
最終更新:2016年06月20日 20:50