成得臣

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】成得臣
【性別】男性
【身長・体重】206cm・125kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:D
 筋力と耐久のパラメーターをランクアップさせるが、
 生来の自尊心の強さと狭量さが強化されている。

【固有スキル】
軍略:E
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 練度こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。

蛮勇:A
 怒りに身を任せ、大局を観ようとしない気質。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを勇猛以上に大幅に向上させるが、
 視野が狭まり更なる失策に繋がる。

【宝具】
『窮鼠宰相、復讐を伺う(リジェクション・ジーユー)』
ランク:C~A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 敗北の雪辱に対する執念深さ。猫を噛み殺す窮鼠のごとき在り様。
 戦闘に敗北した場合、その相手に対する憎悪を魔力に変換し、
 再び相見えた際に強烈な殺意と共に発散。戦闘能力を増強する。
 マスターとの関係が良好であった場合は、この宝具の効果は半減する。

【解説】
 春秋戦国時代、楚の成王に仕えた将軍。字の子玉を以て通称される。
 のちに春秋五覇となる晋の公子・重耳が亡命してきた際、
 成王がその才を見抜いて厚遇した際、子玉もまたその才覚に危機感を覚え、
 重耳を殺すように成王に進言したが聞き入れられず。
 紀元前637年に数々の国を攻め滅ぼし、宋の襄公の主催する会盟に現れて襄公を
 拉致して宋国内を荒らし回るなどして功を挙げ、子文に代わって令尹となった。
 蔿賈などの一部の賢臣は、宋国攻めの練兵の際の苛烈さから
 先行きを不安視されたが、成王の軍が中原深くに攻め込むにつれ、その不安は的中。
 城濮の戦いで嘗て自分が殺すべきと進言した文公=重耳率いる晋軍に楚軍は敗退。
 子玉は帰国後に敗戦の責を問われて死を賜ったが、
 戦勝者である文公は、その死の報を聞くまでは子玉の執念深さを警戒し、
 復讐戦を仕掛けてくるのではと、緊張の糸を緩めることはなかった。
 これが「窮鼠猫を噛む」の故事の元となっている。
最終更新:2016年10月08日 18:49