【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ペイシストラトス
【性別】男性
【身長・体重】160cm・66kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
僭主特権:EX
対峙した相手が保有するスキルを、本人が主張する事で短期間だけ奪うことができる。
ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら簒奪できる。
計略:B
物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。
直感:C-
戦士としての才能ではなく、僭主としての先見性。
先進的で価値のある発想を瞬時に思いつく。
戦闘時にはまったく効果を発揮しない。
【宝具】
『兵権認可す自虐の謀剣(アタック・オブ・タイラント)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:200人
近衛兵たる「棍棒持ち」を召喚可能とする刃傷を付ける刃。
この剣で自身の身体を傷つけることで、その傷に応じて「棍棒持ち」を召喚できる。
魔力消費は少ないものの、当然アーチャーに傷とダメージ自体は残る。
「棍棒持ち」はいずれもマスター不在のサーヴァントだが、
それぞれがE-ランク相当の『単独行動』スキルを保有し、最大30ターンに及ぶ現界が可能。
どの陣営とも交戦していない状態では真名解放を行なえず、また軍勢展開中は
回復行動も行なうことはできない。
『先見の僭主(ファブリケーション・オブ・オデュッセイア)』
ランク:C 種別:神性宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
真名を解放することで、戦闘中に限りネストールに由来する神性を獲得する宝具。
Cランクの神性を獲得するだけでなく、ターン経過によってCランクの“
カリスマ”や“
黄金律”
果てはネストール由来の、神々による“長命の加護”さえ獲得できる。
【解説】
紀元前六世紀のアテナイの僭主。
無産者階級を主体とする高地党を結成し、自らの肉体を傷つけてアゴラに現れ、
「政敵にやられた」と訴えて五十人の「棍棒持ち」という親衛隊を侍らせる認可を得て、
その親衛隊でアクロポリスを占領して僭主となった。
この時点での独裁政権自体はすぐに瓦解したが、その都度謀略を用いてアテナイに返り咲いた。
ペイシストラトスが敷いたのは独裁政権でこそあったが、貧農救済や土木工事などを推奨し、
文化の保護にも努めた善政を行ない、アテナイの全盛期を築いたとも評される。
僭主の座は彼の死後息子に受け継がれたが、暴政が祟ってすぐに瓦解し、今度は戻ることはなかった。
また、余談だがペイシストラトスはネストールの末裔とされており、
ネストールの子孫のペイシストラトスから、僭主・ペイシストラトスの名が取られていると言うが、
これはプロパガンダ説が根強い。
最終更新:2016年10月08日 18:58