【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ロベール・ギスカール
【性別】男性
【身長・体重】180cm・94kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
畏怖:C+
対峙した相手に強い恐怖を抱かせる。
一度同盟を結んだ者が裏切った場合、与える威圧は強化される。
追撃:C
離脱行動を行う相手の動きを阻害する。
相手が離脱しきる前に、一度だけ攻撃判定を得られる。
魔王:C
生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられた怪物。能力・姿が変貌してしまう。
アーチャーの場合、生前一切そのことを気にしなかったから任意発動、任意解除が可能。
デメリット無しにその恩恵を受けることが出来る。
無辜の怪物とは似て非なるスキル。
【宝具】
『破門さえ凪ぐ恐怖の梟雄(テッリブル・ムンディ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~44 最大捕捉:666人
世界の恐怖たる魔王・ギスカールの総身から迸る炎。
追撃の用途に用いることで火力を増幅するだけでなく、
“
信仰の加護”、“狂信”、“教皇特権”などの信仰由来の能力・概念・守護・思想を“焼く”ことさえできる。
スキル“魔王”を使用しての開帳であれば、火力・殺戮能力は文字通り“魔王”の如きそれとなるだろう。
【解説】
ノルマン人傭兵出身のオートヴィル家首領。
ギスカール(イル・グイスカルド)は名字ではなく、「狡猾な人」を意味する呼び名のことである。
兄弟らとともにイタリア征服で武功を積むが、兄の跡を継いでプッリャ伯となるまでは土地が持たないために
従者らとともに山賊紛いのことをしていた。
プッリャ伯となってからは弟のルッジェーロらとともにカラブリア、シチリアの征服へと乗り出し、
南イタリアのチヴィターテで教皇レオ九世が率いる大軍を大破し、教皇を虜囚とした。
驚異的な武力と軍略の明るさを誇るギスカール率いるノルマン軍を手懐けたかった教皇ニコラウス二世から
南イタリアの民の怨嗟を受ける身でありながら正式に南イタリア諸侯に封じられてから、周辺諸侯を変わらぬペースで併合し続けた。
グレゴリウス七世より破門宣告を受けた後も気にせず、ビザンツとも戦場で見えアレクシオス一世の軍をも打ち破った。
カノッサの屈辱後、急激に悪化していたハインリヒ四世とグレゴリウス七世が争った時は、
神聖ローマ帝国軍に包囲されたグレゴリウスを救出もしている。
ギスカールはその後、二度目のビザンツ遠征を画策したが、叶うことなく熱病に罹って病死。
その武功のあり方は極めてダーティ、もとい狡猾(ギスカール)であるが、敢えて善属性とした。
最終更新:2016年10月08日 19:34