【元ネタ】三国志演義
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】朶思大王
【性別】男性
【身長・体重】176cm・75kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運C 宝具C+
【クラス別スキル】
気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
【固有スキル】
破壊工作:E
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
敵兵力に対する直接的な攻撃ではなく、相手の進軍を遅延させたり、偵察や諜報を混乱させる技術。
バイオアキュムレーション:B
生息環境に起因する毒物への耐性と摂取による蓄積・濃縮。
取り込んだ毒物は、生体毒素として魔力への相互変換や合成・分泌が可能。
Bランクともなれば、自然界の毒に関しては網羅している。
【宝具】
【煉瘴鼎炉(えんどく、かなえにあふる)』
ランク:C+ 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1~1000人
南中にある四種の毒泉は、泉に浸かった朶思大王の毒だし汁を要因とする。
全身から唖・柔・黒・滅の四毒をだし分け、接触部分を基点に染めだしていくが、
水に溶かすのが最も効果的で、唖・柔は摂取、黒・滅は接触により被害を及ぼし、
唖毒は神経を冒し、柔毒は筋力を弱め、黒毒は激痛を走らせ、滅毒は肉を破り崩す。
これらは全て死に至り、犠牲者は怨霊と化して宝具と呪詛のパスを繋ぎ、
真名解放により四毒と呪詛を複合した煙瘴(マイアズマ)が全身から沸き起こり、
大気を浸食汚染して即死効果を持つ怨霧を生成する。
【Weapon】
『弩・毒矢』
一度に10本の矢を撃てる弩。
鏃にはアサシンの毒が塗られており、当たると肉が爛れて内臓が飛び出す。
【解説】
三国志演義に登場する南中の地にある禿龍洞の洞主。
諸葛亮率いる蜀軍に、四度目の敗北を喫した孟獲が身を寄せた。
洞への道は一本は安全だが、もう一本は険しく毒蛇や蠍が潜み、即死する煙瘴で覆われる。
また、飲むと口がきけなくなる「唖泉」、浴びると肉が爛れ、骨がむき出す「滅泉」、
かけると手足が黒くなる「黒泉」、飲むと喉が冷え、全身が軟弱になる「柔泉」という、
当たると必ず死ぬ四つの毒泉があり、朶思大王は安全な道を遮断し、慢心して酒宴を始める。
しかし諸葛亮は馬援の霊の導きで孟節を頼り、安楽泉で兵士を解毒し、
そこで口に含むと瘴気を防げる「薤葉芸香」を入手し、地下水を掘り当て、
毒を克服して禿龍洞に到達すると、朶思大王は「神の軍隊」だと驚愕し、
加勢を装った楊鋒親子に孟獲ともども捕らえられ、諸葛亮の心攻策によって釈放される。
後に三江城の守備につき、洞兵が弩で一度に10本の毒矢を放って蜀軍を撃退するが、
五日後に蜀軍は一斉に土嚢を積み上げて城壁を乗り越え、朶思大王は乱戦の中で戦死した。
煙瘴は濾水でも発生し、死者の怨霊が混ざった愁雲・怨霧となり、川を荒らしている。
最終更新:2016年10月08日 21:19