【元ネタ】
インド神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】プルーラヴァス
【性別】男性
【身長・体重】202cm・148kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。
【保有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。
高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
暴君の兆し:B
妻との接点である紅玉が失われた場合、ライダーの属性を反転させる。
支援呪術の代わりに攻撃力が大幅アップ、防御力が大幅ダウンする。
支援呪術:A+
敵対者のステータスを2ランクダウンさせ、ライダーの全能力を一段階強化する。
宝具サンガマニーヤを基点として行使される天女ウルヴァシーの呪い。
【宝具】
『覇王よ、妻を娶れ(ヴィクラモールヴァシーヤ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:300人
黄金の戦車・プルショッタムを用いた最強の討伐突撃。
月の魔力を流し、車体を破壊力を持つ一条の月光と成す。
プルーラヴァスの「月」の属性強度はイクシュヴァクにおける「太陽」と同等であり、
その加護のみでこれほどの宝具を成立させられるレベルにない。
かつて彼は悪魔に浚われたウルヴァシーを救い、同じく悪魔を屠ることで妻の帰還を神々に認めさせた。
この宝具は単なる武勇や
神の加護ではなく、ウルヴァシーに纏わる運命の力の具現でもあるのだろう。
【Weapon】
『紅玉よ、妻を祝え(サンガマニーヤ)』
女人禁制の聖なる杜でつる草に変えられた妻を取り戻す為、
プルーラヴァスは神々のために悪魔を討ち取った戦歴を持ちだしてきてスカンダに嘆願した。
折れた神が王に与えたのがこの赤い宝石であり、戯曲によれば、擦るとウルヴァシーが元の姿を得たという。
また後に彼が自分の息子であるアーユスに出会うきっかけとなった“光り物”でもある。
宝具としての能力は、ウルヴァシーの象徴としてその端末となること。
さすがに同時に二人現界とはいかないが、紅玉を中継点として座から飛んで来る呪術の精度は、
ウルヴァシーがサーヴァントとして召喚された際のそれに等しい。
ライダーにとっては戦車の万倍は大事な宝具であり、身を挺して守る気さえある。
……紅玉を破壊した敵対者は、かつて世界を征服し、聖仙の手により破滅した覇王の暴威を知るだろう。
【解説】
月種王朝(チャンドラヴァンシャ)即ちアイラ朝の祖王、"天女の恋人"プルーラヴァス。
月神ソーマの子である水星神ブダと、今代の人祖ヴァイヴァスヴァタ・マヌの娘イラーの息子。
つまり父方の祖父が月神、母方の曾祖父が太陽神である。
古い形の神話によれば、天女(アプサラス)のウルヴァシーと夫婦となるが、
天人(ガンダルヴァ)たちの策略によって妻が姿を消してしまい、探索の末に見つけた水鳥姿の妻の助言に従い、
ガンダルヴァたちから聖火をもらい、儀式により自らがガンダルヴァとなって天に昇り、
再びウルヴァシーと結ばれたとされる。
だが現代では『マハーバーラタ』やカーリダーサの戯曲にあるような異型の方が有名であろう。
プルーラヴァスはクル王朝の大祖でもあるが、少なくともウルヴァシーがアルジュナを誘惑する逸話を
採用する場合、彼を半不老不死の立場に置くわけにはいかないからである。
マハーバーラタやヴィクラモールヴァシーヤを都合よくミックス
最終更新:2016年10月08日 21:31