【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】蕭道成
【性別】男性
【身長・体重】166cm・67kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
【固有スキル】
昏君判定:B
主君となる者に対して行う、
人間観察を更に狭くした能力。
マスターとの相性をはかるだけでなく、機嫌取りから精神攻撃まで多岐に亘って応用可能。
このマスターというのは、必ずしも自身のマスターである必要はない。
【宝具】
『悪逆帝を討つ者(マリス・リジェクション)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
悪意に対するカウンター攻撃。
鑑識眼に留まった悪意を、疑似的なウィークポイントに定めて相手に与えるダメージを増加させる。
アサシン個人による主観的悪意の場合はダメージ最大20%増程度に留まるが、
誰がどう見ても悪辣な客観的悪意の場合は低確率で即死判定も発生する。
彼の暗殺を計画した、宋の廃帝・劉昱は暴虐すぎる人格で知られたが、
これには蕭道成による捏造(というより誇張)という説も一応、あるにはある。
【Weapon】
『無銘・剣』
【解説】
南朝の斉の初代皇帝。廟号は太祖、諡号は高帝。字は紹伯。前漢の宰相・蕭何24代の子孫を自称。
父の蕭承之は宋初に武功が武人であるがゆえに冷遇され、寒門で生まれ育った。
劉裕が建てた南宋の国力基盤の脆弱さによって生じた摩擦を利用して、
各地の転戦、反乱の鎮圧などで時間をかけて禁軍を掌握する独裁体制を確立し、
皇帝の自身を標的とした暗殺計画にも先手を打って対応して傀儡を擁立。
その後宋の傀儡皇帝から禅譲を受けて斉帝国を建国、皇族も僻地に追いやってその後で殺すという
過程も結果も劉裕とほとんど同じ、血の道を通ってようやく皇帝となった。
宋の皇族を殺したことは不興を買ったが、戸籍整備や部曲制限などで一定の功績を示し、
また道成本人は学問や書に優れ、私生活では吝嗇であった。
この皇帝も劉裕同様、玉座に上るまでの過程で命数を使い果たしたように在位期間二年と数月で崩御した。
彼の建てた南斉はそれ以降暴君・暗君が立て続けに生まれ、国自体は23年しか持たなかった。
最終更新:2016年10月08日 22:01