【元ネタ】『狼に育てられた子―カマラとアマラの養育日記』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アマラ&カマラ
【性別】女性
【身長・体重】102cm・15kg/170cm・55kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A+ 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:C-
魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。
宝具の効果により、人と接する時間が長引くほどランクが低下する。
【固有スキル】
野性:A-
自然の中に溶け込める性質。最早獣そのもの。
非常に発達した五感を持ち、獣の言葉のみを解する。
また自らの命の危険に対して未来予知じみた反応を見せる。
宝具の効果により、人と接する時間が長引くほどランクが低下する。
虚ろなる生者の嘆き:B-
ジャングルにて怪物のようだ恐れられた獣のような唸り声。
敵味方を問わず思考力を奪い、抵抗力のない者は恐慌をきたして呼吸不能になる。
宝具の効果により、人と接する時間が長引くほどランクが低下する。
【宝具】
『文明断絶・仔狼日乗(ウルフ・チャイルズ)』
ランク:C- 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:2人
狼に育てられ、狼として日々を過ごした彼女達の持つ変身能力。
文明から隔離され、人から離れたため己を狼と思い込んでいたがために
純粋な人で在りながら、人狼と同等の魔獣ランクの狼に変身する。
能力値が軒並み上昇し、人としての属性を放棄することで人が持つデメリット
を受けることがなくなる。バーサーカーとして現界している場合は常にこの宝具を
発動しており人と接する時間が長引くほど効力が低下する。
【解説】
インドで発見された狼に育てられたとされる2人の孤児の少女。
2人が幼少時に親に捨てられたた後狼に育てられた野生児であり、
シロアリ塚で狼と暮らしているところをキリスト教伝道師ジョセフ・シング
に発見され、彼の経営する孤児院に保護された。
年齢は不明だが、シング牧師は年少の子が約1歳6ヶ月、年長の子が8歳と推定している。
年長の子を「カマラ」、年少の子を「アマラ」と名づけられる。
アマラとカマラは共に狼のような振る舞いをしたとされ、常に四つ足で移動し、
食事は生肉と牛乳を好み、食べるときは手を使わず地面に置かれた皿
に顔を近づけてなめるようにして口に入れた。聴覚、嗅覚は鋭く、70m離れたところで
捨てられた鳥の内臓を察知し、その方向に四つ足で走っていった。
真夜中に遠吠えのような声をたてる以外は音声を発しなかった。
シング牧師は、彼女らを人間社会に融和させようと試みる。マッサージ師である
牧師の夫人にからし油を使って2人の硬くなった関節などをマッサージしてあげた。
その後二人は病気が重くなり、数日間は昏睡状態となった。医者に見てもらい寄生虫を除去、
カマラは病気を乗り切ったが、アマラは腎臓炎で死去した。アマラが死去すると、カマラは
両目から涙を流し、アマラの亡骸のもとを離れようとしなかった。
意気消沈し白痴のようになってしまったが、シング夫人のつきっきりで世話とマッサージで
以前の元気を取り戻した。その後、カマラは直立二足歩行のための訓練を受けはじめ、
二本足で立つことに成功し、少しずつではあるが言葉をしゃべるようになった。
しかしカマラは体調が悪くなり、尿毒症によって死亡した。
これら2人に関する詳細は、シング1人により宣伝、報道されたものだったため、
その信憑性について多く議論がなされ、現在では、ヒトがオオカミに育てられる
のは生態上困難であることなどから、シングの話にはかなり創作が含まれている
と推測されている。
最終更新:2016年10月08日 22:13