“ベビーシッタ―と二階の男”

【元ネタ】都市伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】“ベビーシッタ―と二階の男”
【性別】女性/男性
【身長・体重】160cm・58kg/191cm・104kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D+ 耐久E 敏捷D+ 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
無力の殻:C
 精神と肉体が“ベビーシッター”の状態である間は二種の固有スキルが発動せず、
 能力値も落ち込みサーヴァントとして感知されなくなる。
 逆に、固有スキル群を発動した“二階の男”としてのアサシンは、高い危険性を有する。

潜入工作:C
 民家に潜り込む能力。
 このランクであれば、部屋さえ隔てられていれば、住民に家の中にいても疑われない。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。

狂喜:C+
 潜伏地の民家における異常なまでの精神興奮。
 戦闘中、威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する。
 また、気配遮断中の攻撃時に、一度だけランクダウンのないボーナスフェイズを獲得できる。
 思考能力の低下等は無いが、相手をどのように殺してやろうかという発想で固定されており、
 戦闘中は狂化しているのと大した違いはない。

佯狂:E
 周囲を欺く殺意・悪意の偽装。
 “ベビーシッター”の隠された能力。
 同系統のスキル“無力の殻”は、このスキルから目を逸らす隠れ蓑としても機能している。

【宝具】
『暗闇に死が木霊す(ストレンジャー・コール)』
ランク:D~B 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:1人
 アサシンの存在を感知した、またはスキル“無力の殻”を看破した相手に対する攻撃。
 その相手に対して攻撃を行う際、初撃に限り気配遮断のランクが下がらず、極低確率の即死判定も発生する。
 相手は存在を感知しているはずのアサシンによって、死角を突かれる形で凶刃の餌食となる。
 アサシンが意図的に感知、ないし看破させた場合はランクダウンし、
 存在察知が偶然の形であるほど攻撃の威力も高くなる。

『真犯人は闇から手を伸ばす(ニア・サイコキラー)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 “ベビーシッター犯人説”に端を発する宝具。
 アサシンを滅した者が“ベビーシッター”の“佯狂”に気づかなかった場合、
 消滅の間際に命中率が非常に高いナイフによる刺突攻撃を、一度だけ行える。
 “佯狂”に相手が気づいていても、約50%の確率で命中する。

【Weapon】
『ナイフ』

【解説】
 アメリカやカナダで広く知られている都市伝説のフォーマットの一つ。
 話のオチから“逆探知”という名称でも語られる。
 十代の少女がある家でベビーシッターとしてのバイトをはじめたことから話は始まり、
 ある晩その家の子供たちを寝かしつけた彼女が一階のリビングで寛いでいると、
 見知らぬ男から「子供の様子は見たか?」という電話が掛かってきた。
 少女は最初は無視したが、繰り返し男から電話が掛かってきて、
 その内容は次第に過激で殺人を仄めかす内容になったために少女が怖くなって警察に通報をした。
 警察は発信点の逆探知をする旨を少女に伝え、「家の中にいれば安心です」と少女に諭したが、
 それからほどなくして家に警察から電話が再びかかってくる。
 「すぐに家を出なさい! 電話はあなたの家の二階からかかってきている!」という焦った口調で。
 そのすぐあと、駆け付けた警察によって少女は保護され、二階の男も逮捕されたが、
 二階で寝ていた子供たちは全員惨殺されていた。
 異説としては、ベビーシッターが犯人だったという結末が最も多く、
 場合によっては「ベッドの下の男」や「ルームメイトの死」などと話がごっちゃになることもある。
 また日本ではベビーシッターという職業がなじみ薄いものであったため、
 主人公の少女は一般人、犯人はストーカーにすり替えられている。

 エピソードは多岐化しており、知名度補正も一部地域ではそれなりだが、都市伝説鯖なので弱い(マタ・ハリよりは強いという程度)。
 場合によっては「消滅」を戦略に組み込まなければならないレベルでさえある。
最終更新:2016年10月08日 22:18