“下水道のワニ”

【元ネタ】都市伝説
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】“下水道のワニ”
【性別】オス
【身長・体重】780cm・888kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷C+ 魔力E 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
 サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
地形適応:B-
 特定の地形に対する適応力。
 暗所・隘路などでの行動には適しているが、
 下水道生活が長いために、日の当たる場所での行動には適さないデメリットを負う。

怪力:C
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

順風耳:A
 聴力の良さ。遠方の情報の収集、危機察知能力の向上。
 音の反響によって、視力を必要とせず周囲の状況を正確に把握できる。
 このワニは光なくして全てを視ることができるのだ。

【宝具】
『闇に映える白き鰐鱗(アルビノ・クローラー)』
ランク:D 種別:対陣宝具 レンジ:30 最大捕捉:1頭
 適正環境の構築。
 下水道などに代表される、不衛生な閉塞空間という場所を、
 ワニにとって住みやすい暖かさと、豊富な栄養源に満たされた楽園へとテラフォーミングする。
 普通に考えれば生存不可能な下水道で生き延び、さらにその地に適した定向進化を遂げた、
 という逸話にちなむ宝具ではあるが、その性質は、人が営む陣地作成や領土開拓にも通ずるものがある。

【解説】
 アメリカで語り継がれる都市伝説の一つ。その知名度は高く、日本でも派生都市伝説が語られる。
 かつてニューヨークで仔ワニが飼われていたが、成長するにつれて飼い主が持て余すようになり、
 ワニはトイレに流され捨てられることとなる。
 そこでワニは死ぬことなくさらに成長し、代を重ねるにつれて色は白くなり視力も必要なくなった。
 とするのがこの都市伝説の筋書きではあるが、ニューヨークの下水道は冬には恐ろしく寒くなり、
 また衛生的にも爬虫類が生存できる環境ではない。
 そんな穴だらけの都市伝説ではあるが、それでもワニの目撃例は19世紀から今日に至るまであとを絶たない。
最終更新:2016年10月08日 22:19