モルジアナ

【元ネタ】千夜一夜物語
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】モルジアナ
【性別】女
【身長・体重】164cm・55kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷A+ 魔力D 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
「暗殺者」のクラス特性。自身の気配を消す能力。
完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

【固有スキル】
貧者の見識:B
相手の性格・属性を見抜く眼力。
言葉による弁明、欺瞞に騙されない。

心眼(偽):B
直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。
視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。

懐刀の紅珊瑚:A++
主の腹心として活動する事で成果・果報をもたらす技能。
精神的・物理的かは問わず契約を通じて主に対し何かしらの恩恵を残す事が出来る。
要するに「あげマン」スキル。

【宝具】
『人身溶融、悪逆坩堝(アザバ・カーティル)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:39
盗賊の入った油壺に煮え滾った油を注いで皆殺しにしたという、アサシンの逸話が宝具と化したもの。
宝具化で生前より強力になっており、油は岩漿の様に赤黒く流動する液体に変化している。
真名解放する事で彼女の周囲の地面から溢れ出し、彼女の意の儘に操る。
生身の人間では蒸気に触れるだけで眼球が沸騰する程の高温を有しており、
英霊ですら飲まれれば霊核まで熱が侵食し、たちどころに融解してしまう。

【Weapon】
短剣
盗賊の頭領から奪取し、その頭領の首を薙いだ剣。

【解説】
「アリババと40人の盗賊」という物語に登場する専科百般の女奴隷。
元々はアリババの兄カシムに仕える奴隷だったが、主人が欲に駆られて盗賊の宝を盗もうとした挙句
盗賊にバレて惨殺されてしまったので、それ以降はアリババと行動を共にする。

類稀なる直感と判断力を持っており、盗賊のアリババ殺害計画を実行前にいち早く気付いた彼女は
未然に盗賊団頭領以外の全員、総勢39名を油で煮殺した事でこれを見事に防ぐ。
唯一生き残った頭領は、商人に扮し宴に乗じてアリババを殺すという計画を立てるも、
彼女は顔を見ただけで盗賊の頭領だと確信。頭領が隠していた短刀を奪い、刺し殺した。

奴隷という身でありながら盗賊団40人は彼女一人が全員倒すという、一騎当千の兵の所業を成した女傑でもある。
因みに当時のイスラムでは奴隷に宝石や煌びやかな物の名前を付ける事が多かったそうで、
彼女の名前「モルジアナ」はアラビア語で小真珠、紅珊瑚といった意味が込められている。
最終更新:2016年10月08日 22:23