【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】フェルナンド3世
【性別】男性
【身長・体重】178cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
聖人:C
聖人として認定された者であることを表す。
このサーヴァントの場合“異教圏出身の英霊と対峙した時に攻撃力を上昇させる”、
"HP自動回復"、"
カリスマを1ランクアップ"の中からひとつ選択される。
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
一気呵成:A
攻撃すればするほど勢いを増す。ターン経過毎に命中率が増していくスキル。
【宝具】
『聖狼の空間 (ロベーラ)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1~… 最大捕捉:1~…人
イエス・キリストの無敵の擁護者と呼ばれたセイバーが帯びていた剣。
所有者の周囲に結界を展開し、結界内での能力値を上昇させる単純ながらも
強力な宝具。結界は初期はセイバー個人を覆う程度でしかないものの勝利を重ねる
ごとに範囲を延長、最終的には街一つを囲うほどに広がり、上昇値もつり上がる。
ただし、当然ながら範囲が拡大されるほど魔力消費も増大するため、使用には潤沢な魔力供給
が必要不可欠である。
【Weapon】
『ロベーラ』
刀剣としてのロベーラ。
名は狼狩人の意を持ち、低ランクの『追撃』スキルを所有者に与える。
本来は宝玉と共に杖の代わりとして持たれる王権の象徴たる剣。
【解説】
レコンキスタを成功させ、聖王と言われたカスティーリャ王、およびレオン王。
カスティーリャ王エンリケ1世が嗣子無くして死去すると、その甥であることからカスティーリャ王
に即位することとなった。後にレオン王位も継承している。
彼が即位した頃にはムワッヒド朝を始めとするアンダルスのイスラム勢力は衰退の一途を
たどっており、そこでフェルナンド3世は、アラゴン王ハイメ1世と協力してレコンキスタを
積極的に推進する。その結果、イスラム勢力の最大拠点であったコルドバ攻略を始め、
カディス、ハエン、セビリャなどの諸都市を攻略して勢力を拡大した。
さらには、イベリア半島における最後のイスラム王朝であったグラナダ王国を服属させる
までに至った。そして、ムワッヒド朝の衰えを見て北アフリカに侵攻しようと企てたが、
1252年に遠征途上のセビリャで病死した。息子のアルフォンソ王子が造らせた墓廟には、
当時の多言語社会を反映し、カスティーリャ語のほかにアラビア語、ヘブライ語、ラテン語
で墓碑銘が刻まれた。
フェルナンド3世のレコンキスタは大成功であった。しかしその急速な勢力拡大に対して、
支配体制の基盤は脆弱になった上、軍事における多大な戦費における経済破綻、
イスラム勢力撤退による産業衰退などの悪影響も発生し、皮肉にもカスティーリャ王国は
領土の拡大の代償に国力を減退させてしまうこととなった。
フェルナンド3世はセビリア大聖堂に埋葬され、ロベーラも現在セビリア大聖堂に納められている。
最終更新:2016年10月08日 22:31