【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】フランツ・フェルディナント
【性別】男性
【身長・体重】175cm・69kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C+ 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具C++
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
魔力放出(炎):C++
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
体内に封印された劫火を魔力として弾丸など武器ないし肉体に帯びさせる。
獣殺:C
生涯の内に30万頭もの野獣を仕留め培った狩人としての才能。
獣に属する対象へのダメージを増加させ、あらゆる判定に有利な補正を加える。
聖獣、幻獣、獣人に対しこれらの効果は半減する。
無辜の怪物:C
本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
アーチャーの場合は“歴史的重大事件の歪な伝播”である。
世界を巻き込んだ大戦の切っ掛けがアーチャーの死であったことが知れ渡ったことで、
その大戦期に生じた総火力が炎となって彼の体内で燻っており、その身を焦がしている。
このスキルの副次効果により、アーチャーは絶大な耐熱・耐爆・耐火・耐衝撃性能を持つ。
【宝具】
『虚影・戦乱大禍(ブレイクアウト・ワールドウォー)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:1000人
人類の世界に対する認識が拓かれたことで各地に様々な文明が築かれ、更なる文明の発展の為に
誰しもが歩みを続けていた時代において発生した、『世界を巻き込んだ』戦争を再現する宝具。
第一次世界大戦と名付けられた戦争の最中、あらゆる国のあらゆる民族が発した負のエネルギー総てが
炎という形に変換されアーチャーの体内に封印されている。
アーチャーはそれを攻撃に乗せるという形で体外に少しずつ放出することで制御を図っているが、
世界中のあらゆる暴力の総量をその程度で発散しきれるわけがなく、肉体という枷にいつ限界がきても
おかしくない状態でアーチャーは召喚されている。
その肉体が損耗し、或いは消滅した瞬間に抑え込まれていた火力は制御から解き放たれ超広範囲へと拡散する。
質こそ大それたものではないが、その総量は測れるものではないため通常の回避手段ではまず逃れることができない。
特別な回避手段や加護スキルの有無が、生死を決めるであろう。
【Weapon】
『猟銃』
その時代における一般的な猟銃。あらゆる動物に対処できるよう様々な弾丸を用意している。
これらの弾丸に炎を帯びさせ、着弾時に燃焼による追加・継続ダメージを与える。
【解説】
フランツ・フェルディナント・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン。
オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者、エスターライヒ=エステ大公である。
フェルディナントの名前が歴史に最も深く刻まれた事件は、1914年6月28日に発生した。
その日、彼は妻を伴いボスニア・ヘルツェゴビナの首府サラエヴォの軍事演習視察にでかけていた。
1878年以来、この国はオーストリア=ハンガリー帝国が占領し、1908年には正式に二重君主国に併合されていた。
ここに暮らすセルビア人、特に大セルビア主義者にとって帝国は侵略者であり、オーストリア大公はテロの標的であった。
サラエヴォ市内に夫妻の乗った車列が入った途端に爆弾テロが発生し、辛くも市庁舎に逃げ込んだフェルディナントは
負傷した人々を見舞うべく病院を訪問することにした。
夫妻を乗せた車は市庁舎を出たが、道中の通りのカフェに先刻のテロの失敗に消沈していた秘密組織のメンバー、
ガヴリロ・プリンツィプが偶然居合わせていた。
夫妻が乗る車を見つけたプリンツィプは拳銃を取り出し、車に近づき発砲した。
凶弾は夫妻の体を貫き、手当の甲斐なく2人はその生涯を終えることとなった。
サラエヴォ事件。近代史を学んだならば耳にしたことがあるだろうこの事件に、セルビア軍大佐が
関与していたことが判明したことでオーストリア=ハンガリー帝国はセルビア王国に宣戦布告した。
これこそが、世界を巻き込む大戦となった第一次世界大戦の幕開けであった。
最終更新:2016年11月17日 17:36