セオドア・ルーズベルト

【元ネタ】史実 テディベア
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】セオドア・ルーズベルト
【性別】男性
【身長・体重】178cm・91kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B+ 敏捷E 魔力C 幸運A+ 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B-
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 効き目にはややムラがある。

魔術:C
 フリーメイソンで学んだオーソドックスな魔術。

無辜の怪物:C+
 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 セオドア・ルーズベルトの場合は“テディベア”であり、その姿が巨大な熊のぬいぐるみに変貌する。
 また、特有の手触りや質感、打撃ダメージの削減効果、無機物故の身体的状態異常の無効化能力などを獲得する。

【宝具】
『竜の血の子たち(ラフ・ライダーズ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:300人
 米西戦争に際してライダーが駆った愛馬『リトル・テキサス」と、彼が結成に関与した第一合衆国義勇騎兵隊を召喚する。
 セオドアが好んだ(そして大衆には定着しなかった)『竜の血の子たち』という呼称から、
 彼らは雑竜種(デミドラゴン)としての特性も持って召喚され、史実以上に勇壮凶悪な兵隊として機能する。
 ――尤も、騎兵隊でありながら戦いに馬を持ってこれないのは史実通りだが。

『公正とは進歩である(スクエア・ディール)』
ランク:B+ 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 資本主義の暴走を統制すべく敷いた数々の政策が概念として昇華された結界宝具。
 この結界内において相対的に“強者”の側に位置する者は、その力の幾らかを“弱者”に一時的に明け渡すこととなる。
 力として捉えられるのはパラメータやスキルに限らず、所有物や概念的なモノも含まれるが、
 ランクにしてA以上の物や概念を対象に取ることはできない。

『棍棒外交(ビッグスティック・ポリシー)』
ランク:E~A++ 種別:対軍 対国宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 アメリカ合衆国の軍事力を概念化した巨大な棍棒。
 その最大威力は同年代のアメリカ軍の一斉攻撃と同等のダメージ数値・攻撃範囲となるが、威力に比例して消費魔力量も増大する。
 また、その力の程を一目で他者に理解させる効果もあり、武力を背景にした交渉(そちらが本来の用途だが)も可能。
 なお、アメリカ合衆国が存在しない年代においては、ただの棍棒となる。

【Weapon】
『リトル・テキサス』
 ライダーが米西戦争で騎乗した黒馬。

【解説】
 アメリカ合衆国の第26代大統領。最も偉大な大統領と評される一人。
 政治家にして軍人、作家にして狩猟家、探検家にして自然主義者。
 熊のぬいぐるみ『テディベア』の名称は、彼の愛称『テディ』に由来する。

 幼少期は虚弱で臆病な子供だったが、ボクシングに励んだ事を契機に性格が変わり、
 長じた後には精力的な男として様々な活動を見せた。

 ハーバード大学卒業後は歴史家としての名声を確立。
 しばらくして海軍次官となり海軍省を支配したが、米西戦争勃発に際して職を辞し、義勇兵を率いて戦争に参戦した。
 彼ら第1合衆国義勇騎兵隊はケトル・ヒルとサンフアン・ヒルへの二度の突撃で名声を博したという。

 戦後、大統領選の副大統領候補として出馬し当選。
 さらに大統領マッキンリーが暗殺された事で、繰り上がりで大統領となる。

 内政面では『スクエア・ディール』――巨大資本の統制、全国民の福祉を目標とした政策を展開する一方、
 対外面では『棍棒外交』とも評される、軍事力を背景にした国外干渉を推し進めた。

 退任後は友人のタフトを支持して後任の大統領としたが、政策の違いで仲違いし、
 新党・革新党を結成して次回の大統領選挙に臨んだ。
 しかし、この策は敵対政党である民主党の勝利を呼び込むという結果に終わっている。

 その後、南米探検で健康を害し、1919年、心臓発作で死去した。
 死ぬまで政治的活動を続け、一定の人気を保っていたという。
最終更新:2016年11月17日 17:42