夏侯嬰

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】ファルデウス・ディオランド
【真名】夏侯嬰
【性別】男性
【身長・体重】188cm・81kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
 騎乗宝具こそ持ってきていないが、御者としての腕は天才的。

【固有スキル】
救出奪還:C+
 仲間の救出や、物を取り戻そうとする時に敏捷が1ランクアップする。
 救出の回数を重ねるごとにランクアップ値が上昇し、手際の良さも増す。

不屈の意志:C
 あらゆる苦痛、絶望、状況にも屈しないという極めて強固な意思。
 肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。
 ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を持たない。

直観:A
 “直感”とは似て非なるスキル。
 戦士としての才能ではなく、義侠者として動く非論理的な行動力。
 見過ごしてはいけない不徳がまかり通るときに必ず発動し、
 夏侯嬰の身体をほとんど自動的に動かす。

【宝具】
『侠者之心構(きょうじゃのこころがまえ)』
ランク:C+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 夏侯嬰の義侠人としての人望の強さと在り方を顕す宝具。
 自らの霊基に過負荷をかけ、身体能力強化を行う。
 発動に必要となるトリガーは“直観スキルの発動”のみで、
 マスターに求められる魔力負担が少ない上に、令呪にも匹敵する筋力・敏捷・耐久の超強化が齎される。
 その分、霊基に対する負荷なので、特攻宝具としての側面も持つ。
 だが、マスターとの関係が良好であればあるほど、負荷に対する耐性も強化される。
 (逆に言えば、関係が劣悪だと1~2回の使用で夏侯嬰が消滅することも)。

【Weapon】
『無銘・匕首』

【解説】
 前漢時代に高祖・劉邦に仕えた功臣。
 彼が沛県で挙兵した当初から付き従った最古参であり、もともとは県の馬車の御者と書記を兼任していた、劉邦の弟分。
 劉邦の過失で刃傷沙汰に巻き込まれて負傷したときも、彼を庇って偽証罪で投獄されたという過去を持ち、
 そこから劉邦の信任も非常に篤く、沛公となったのちは太僕の任を受けて従軍した。
 むざむざ連座で殺されるところだった韓信を助けた他、彭城での大敗ののちには劉邦とその家族を自身の馬車に乗せて逃亡。
 錯乱した劉邦が我が子らを馬車から放り出すと、何も言わずに馬車を止めて子供たちを助けたことでも知られる。
 劉邦はそのことに激怒したが、それでもその行為によって漢朝からのさらなる信任を得たのは事実であり、
 統一後は汝陰侯に出世し、各地で逃亡生活を送っていた季布の助命に努めるなど義侠人としての人格は健在。
 晩年は呂后の大粛清も無事乗り越えた陳平らの功臣らとともに、呂氏誅滅と文帝擁立に尽力。
 文帝治世8年目に死去。諡号を文侯といった。
最終更新:2016年11月17日 17:43