【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】朱元璋
【性別】男性
【身長・体重】176cm・102kg
【属性】秩序・中庸(初期カルマ値:+100)
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷E 魔力E 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
【固有スキル】
二重召喚:B
セイバーとアサシン、両方のクラス別スキルを獲得して現界する。
極一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。
三騎士クラスはこのスキルを獲得できないが、宝具の能力によって例外的に獲得している。
カリスマ:A-
大軍団を指揮する天性の才能・人徳。
カルマ値減少とともに自動的にランクダウンしてゆく。
怯懦:A+
猜疑心が異常なまでに強い。
信任が置けない人物と行動を共にしたり、自身のコンプレックスを刺激されるたびに
カルマ値判定を行い、失敗するとそれが減少する。
カルマ値が一定値以下に達すると、その人物を敵と見なし、躊躇いなく凶刃に掛ける。
【宝具】
『二つの肖像(みにくきがまことか、たいじんたるがいつわりか)』
ランク:A++ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
「一身において聖賢、豪傑、盗賊を兼ねた才物」とまで評された、
朱元璋がその王道ゆえに保有できる特殊宝具。
三騎士のクラスが獲得することが不可能な“二重召喚”スキルを獲得可能となる。
またその逆の、他クラスから三騎士の能力を獲得するということも無論可能であるが、
どちらのクラスからこの宝具を発動させれば、より多くのメリットを得られるかは、自明の理と言えよう。
『粛清降らすは猜疑の血雨(りょうちさんぜんとう、めつきゅうぞく)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:900人
功臣・知識人に対する常軌を逸した規模の粛清を具現する宝具。
セイバーの総身から、敵と見なした者を凌遅する刀剣を発生させ、行使する。
カルマ値の低さに応じて刀剣の発生規模とその斬撃によって相手に与える痛み、
そして治癒に要する魔力の量も増加する。
カルマ値-300以下での刀剣展開は、セイバーの姿をまるで棘だらけの杖のように変貌させる。
【Weapon】
『凌遅刑用の肉削ぎ刀』
朱元璋自身が刑を執行していたわけではないのだが、なぜか刑の手順と刀の使い勝手は熟知している。
この熟練度が、彼の手が如何に血塗られているのかを物語っている。
【解説】
明帝国初代皇帝にして農民からの成り上がりを果たしチャイニーズドリームを成し遂げた人物。
初名を重八といい、のちに興宗、次いで元璋と改名をつづけた。
マニ教由来の新興宗教、白蓮教徒による反乱集団たる紅巾賊が台頭するとこの反乱運動に参加する群雄として名乗りを上げた。
群雄の中で抜きんでていたのは朱元璋と陳友諒、張士誠であったが、五代十国のような短命政権を打ち立てるのではなく
長命国家体系の構想を抱いていた朱元璋はその群雄割拠をわけなく制して本格的北伐に乗り出し、
大明帝国を建国。漢民族の復権を宣言。元号を洪武とした(この号から、洪武帝と呼ばれることも多い)。
だが統一後に士太夫級の官僚や知識人が元朝に殉じたり出仕を渋ったりするなどして朱元璋の怒りと、
そして彼の猜疑心を刺激することとなり、それが士太夫・知識人などの未曽有の大粛清へと繋がってゆくこととなる。
その粛清で文武を問わぬ多くの功臣を、明は失うこととなってしまった。
最終更新:2016年06月20日 21:11