【元ネタ】朝鮮神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】大星王
【性別】男性
【身長・体重】166cm・60kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
千里眼:B
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
天帝(天地王)の息子である。
【宝具】
『千斤鉄弓(チョンチワン)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:2~99 最大捕捉:1000人
天帝より授かった千斤の重さを持つ弓矢。
放つ矢に強力な「到達」の概念を宿らせることで速度を落さず、
本来矢の届かない超遠方までのロングレンジ射撃を可能とする。
真名解放時には、矢が遠方へと飛んで行くに連れ、反比例するが如く矢は巨大化していき、
星と星との間の程の距離を経た時、一つの星を砕く規模の破壊を齎す。
地上より仰いだ星々が極小に映る理を反転させた、天地王の弓。
【解説】
朝鮮神話の巫歌にに語られる、太陽を射落とした射手。又の名を先門。
太古、天地開闢が起きて間もない頃、天地王(天帝)によって送り出された太陽と月は二つずつあり、
日中は二つの太陽によって地上の生物は焼け死に、夜中には二つの月によって凍え死んだ。
その様な世界に置いて、大星王と小星王という双子は、15歳の時に母より自分達の父が
天地王だと明かされ、夕顔の種を渡された。
双子が夕顔を地に蒔くと、蔓が天上まで伸びていき、それを登ると、父である天地王と対面することが出来た。
双子が母より授かった品々を見せると、天地王は双子を実子と認め、
下界の悲惨な現状を知ると双子に鉄の弓矢を授けた。
そして兄の大星王は太陽を、小星王は月を一つずつ射て、射られた太陽と月は砕けて散らばり、
天に輝く星々となり地上の生物は苦しみより解放され、自然の秩序が出来上がった。
そして、双子は褒美として天地王よりそれぞれ地上と冥府を統治する権利を与えられたが、
冥府を担当することになった小星王は、大星王を知恵比べで騙して地上の統治権を奪い取った。
しかし、虚言者である小星王が君臨したことで、秩序は崩れて再び太陽と月が余分に生まれ、
大星王(あるいはその部下コクコヂア)が再度太陽と月を射落とし、ある程度の秩序を整えたが、
それでも地上には嘘が蔓延り続ける様になったという。
【コメント】
朝鮮版羿。解説には月を射たともあるが、これはあくまで数パターンある粗筋の内の一つ。
弟には知識で勝るが悪知恵で負ける。適正クラスはアーチャーのみ。
最終更新:2016年12月25日 21:27