ミクーラ・セリャニーノヴィチ

【元ネタ】ブィリーナ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ミクーラ・セリャニーノヴィチ
【性別】男性
【身長・体重】165cm・測定不能
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力EX 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A-
 騎乗の才能。幻獣・神獣ランクを除く全ての陸上生物を自在に乗りこなせる。
 対動物に特化しており、機械的な乗り物への騎乗は含まれない。

【保有スキル】
大地の化身:EX
 農夫ミクーラの本質。
 大地に接する限りこれの支援を受け、質量無視や怪力といった恩恵を得る。

【宝具】
『ただ黙々と役畜は働く(セリュスコゴ・ロシャージ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:一人
 逞しい牝の農耕馬。大地の端末(一種の精霊)であると同時にミクーラ伝説の一部を成す聖獣。
 根幹概念に「農民の騎士への優越」という不文律を持ち、
 何らかの強力な加護を持たない限り
 戦士階級に属したサーヴァントがこの馬を追い抜くことはできない。
 また、非常にタフである。

『地母の抱擁(マト・ゼムリャ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10人
 大地に等しい質量を持つずた袋。
 規格外の重さによって周辺の時空を歪めており、歪みに捕らわれた相手を拘束する機能を有する。
 この宝具は“大地の加護”により何者にも危害を加えないが、
 力尽くの脱出には第二宇宙速度への加速相当のエネルギーが必要とされる。
 付け加えるならば、袋の破壊は対界宝具以外では現実的とは言えない。
 かつて偉大な巨人が挑戦し、敗れ去った、数十億年の不敗を誇る『星』の端末である。

【Weapon】
『農具』

【解説】
 ブィリーナのノヴゴロド・サイクルに登場する異色の英雄。
 キエフ・サイクルの豪放磊落な勇士たちとは違い、
 一応はただの農夫である。
 屈強な従士十数人掛かりで微動だにしなかった犂を片手で持ち上げ放り投げたり、
 勇士ヴォリガの愛馬より速い農耕馬を駆ったり、
 千人からの盗賊を殴り飛ばしたりする。
 巨人スヴャトゴルが持ち上げようとして敵わず、
 力みすぎて死んでしまった、大地と同じ重さの袋の持ち主でもある。
 民間伝承中に理想化された農民、
 あるいは母なる大地に愛された半神的存在か、
 大地の化身とされる。

 NOUMIN(真)。
 ほぼ自然の端末であるため、
 大地から概念的にしろ物理的にしろ引き剥がさなければ、打破は困難を極める。
最終更新:2016年06月20日 22:27