【元ネタ】ブィリーナ
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ヴォルフ・フセスラヴィエヴィチ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・58kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【保有スキル】
変化:A
複合変身能力。
複数の魔獣の姿を使い分けて戦闘が可能。
鷹、狼、牡牛といった姿の使い分けと、
変化に伴う能力値の再分配によってあらゆる状況に対応する。
呪術:B
アジア系のシャーマン呪術を習得している。
彼の場合肉体面に特化している。
キャスターのクラスであれば、同意を得た相手を好きな生き物に変身させる事ができた。
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。姿を隠して行動する能力。
獣としての隠密行動適性。
【宝具】
『天竺狼王(フセスラーヴィチ・ヴォルコラク)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
人と獣の属性を両立させる、ヴォルフの変化術の切り札。
人狼化中は身体能力と感覚・直感の大幅な強化に加え、Cランク以下の攻撃を無効化する加護が付与される。
なお、彼の変身能力で宝具認定されるものはクラスによって異なり、
キャスターならば七千と一匹の蟻の軍勢、アサシンならば武装破壊の鼬の姿が宝具に昇華され、
バーサーカーならば常時人狼化していた。
【Weapon】
『槌矛』
約五トンの重さを持つという。
対人質量兵器ヴォリガ。
ランサーは(おそらく魔術か異能によって)これを軽々と扱う。
【解説】
あるいはヴォリガー・スヴャトスラーヴィチ。
ヴォルフとヴォリガはそれぞれ独立した物語に登場する別のキャラクターだが、
変身者としての要素から同一視される。
ヴォルフは蛇に打たれた姫君が孕んだ鬼子である。
生後まもなく喋り出し、長じて変化の術を学ぶ。
従士団を率い、軍勢を蟻に変身させて城壁を越える奇策を使いインドを征服する。
ヴォリガは同じく変身者であり勇士達の統率者である。
太陽公の臣であり、自分の街に徴税に行く途上で出会った農夫ミクーラと張り合うが、
彼に完敗する。
ポロツク公フセスラフ(人狼公)をモデルに持つとされる英雄だが、
その起源は明らかに前キリスト教時代の神話伝説あるいは
シャーマニズムである。
イリヤー等キエフの勇士とは関わらない
独立した物語に登場するのもその証左かもしれない。
実はキャスターのほうが総合力が高い。
民話的なシェイプシフター要素を持った英雄は特別に珍しいというわけではないのだが、
いまだ本家に前例がないのが悔やまれる。
姿を次々変えて戦うサーヴァントとかGOでも見栄え良さそうなんだが。差分がな。
最終更新:2016年06月20日 22:27