スマーリン

【元ネタ】ラーマーヤナ
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】スマーリン
【性別】男性
【身長・体重】4m・575kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 創造神ブラフマーの与えた『特権』により、A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。
 『大魔の車輪』騎乗時には、竜の護りも護りも加わりA+まで向上する。

騎乗:A++
 騎乗の才能。竜種を含む全ての乗り物を乗りこなす。

【固有スキル】
鬼種の魔:A
 鬼の異能および魔性を表す。天性の魔、怪力、カリスマ魔力放出等との混合スキル。
 また羅刹種(ラークシャサ)の特性として、夜間になるとパラメーターが向上する。

神性:E
 神霊適性を持つが、高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 神族の血も引いているが、羅刹原種の血が強すぎて劣化している。

梵天の特権:A
 創造神ブラフマーより与えられた無敵の特権。
 本来ならば一つの神話の最高神以外にライダーは倒されることはないが、
 生前に二度の敗北を喫した為、低級神相手であっても不利なほど、その効果は著しく劣化している。

【宝具】
『天軍散らす大魔の車輪(パンナガ・ヴィマナ)』
ランク:A+ 種別:対神宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 竜(パンナガ)の牽く飛行戦車。
 竜の力に任せる突進だけでも極めて強力な破壊兵器として機能するが、
 その真価は騎乗する者に竜種の力を上乗せすることにある。
 この特性により、騎乗した者が放つ弓矢、投槍などには「竜の息吹」が纏い付き、 
 これにライダー自身が誇る『特権』を併せれば、神々すらをも打倒し得る。

『無名・武装』
 弓矢・槍などの武装。
 これによって雷神インドラの神軍を大いに蹴散らした。


【解説】
ラーマーヤナに登場する羅刹。始祖羅刹から数えて四代目。羅刹王ラーヴァナの祖父に当たる。
不滅の羅刹スケーシャは、ガンダルヴァ神族の娘を娶り、三兄弟を儲けた。スマーリンはその次兄である。
三兄弟は強力に成長した上に苦行の褒賞として創造神ブラフマーに特権を授かることをねだった。
「何者にも征服されないこと」・「敵を征服する勇士であること」・「長寿であること」・「剛勇であること」・
「兄弟が互いに助け合うこと」という特権を授かった兄弟は、黄金都ランカーへ移住して幸せに暮らした。
しかし兄弟は邪悪な性質であり、特権による無敵を誇って阿修羅・夜叉・ナーガ・聖仙・神々を苦しめたので、
耐えかねた神々は破壊神シヴァに助けを求めたが、破壊神は自分では兄弟を倒すことは
出来ないと思ったので、維持神ヴィシュヌに頼るように神々に助言した。
神々の頼みを聞いたヴィシュヌ神は羅刹軍を敗走させ、スマーリンは地下世界に潜った。

年月が経ち、次兄スマーリンが再び地上へ現れた時、財宝神クベーラを見て羨望の念が湧いたので
娘をクベーラの父に嫁がせ、娘にクベーラの異母兄弟4人を産ませた。
娘は長兄ラーヴァナにクベーラと同じ様になるよう語りかけたが、ラーヴァナは異母兄を超えると宣言し、
実際にこの羅刹は兄からランカー都を奪い、戦でも勝利して天車プシュパカをも奪って見せた。
その後、ラーヴァナは遊歴して神々を含む多くの敵と戦い、雷神インドラの軍と羅刹軍の戦争の時には
スマーリンも竜の戦車に乗って神軍を蹴散らしたが、ヴァス神のサーヴィトラによって討ち取られた。
この老羅刹こそが羅刹王ラーヴァナの誕生の原因であり、それだけでなく当初はまともだった
ラーヴァナを魔王になるよう教育した元凶なのである。


【コメント】
竜戦車に乗ってるから騎乗ランクA++だが、ヴィシュヌ神との戦いでは戦車の御者が殺されて、
戦車が制御不能になってしまう醜態を見せている。しかもこの時は馬戦車。
レンジや最大捕捉は、騎乗者に対してのものの表記。
テキトーに宝具名をヴィマナにしたけど別にこの戦車がヴィマナだとは言われてないです。
適正クラスはランサーとアーチャーとライダー。
最終更新:2017年03月22日 21:21