【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】サムソン
【性別】男性
【身長・体重】180cm・80kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:D
敏捷と魔力のパラメーターをランクアップさせるが、
言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。
【固有スキル】
理性蒸発:D
理性が蒸発しており、相手の行動や言動に疑問を覚えることがない。特に女に騙されやすい。
自らの弱点を隠す程度の弁えはあったが、狂化の影響によって更に騙されやすくなっている。
【宝具】
『聖別の七房(ナージール)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
唯一神の祝福によって授かった怪力。
自らを唯一神に捧げ、誓約を遵守することによって筋力・耐久が常時ランクアップし、
バーサーカーが手に持つ物は何であれ宝具級の頑強さ獲得する。
また、唯一神へ祈りを訴えることで、聖霊がバーサーカーの肉体に宿り、
筋力はEXランクまで向上。この時の一撃の破壊力は対城宝具に匹敵する。
髪が切断されることによってこの祝福は一時的に絶たれるが、
相応の時間と魔力をかければ髪が生え揃い、祝福も復活する。
【Weapon】
『驢馬の顎骨』
宝具の効果によって不壊となっており、これでバーサーカーは千人ものペリシテ人を撲殺した。
【解説】
旧約聖書の士師記登場する怪力の士師。最も有名で代表的な士師。
イスラエルの民のあるは石女だったが、ある時に天使が現れて石女に受胎を告知し、
生まれる赤子は神に捧げられたナジル人であるから、母となるこの石女は葡萄酒または濃い酒を飲むこと、
汚れた物を食べることをしてはならないと言い、また赤子の頭に剃刀を当てることをしてはならないとも語り、
そして赤子はペリシテ人の手からイスラエルを救い始めると予言した。
そのことを聞いた石女の夫は唯一神に再び天使と遣わしてくれるように願うと、
天使が現れて赤子にも石女に告げたこと(+葡萄系の食材全て禁止)を守らせるように言った。
生まれた赤子はサムソンと名付けられ、成長すると神の働きかけによってペリシテ人の妻を求めるようになり、
これがきっかけとなってサムソンはペリシテ人と何度も争って殺戮し、20年間に渡ってイスラエルを裁いた。
ある時、サムソンはデリラという女に惚れこんだが、女はペリシテ人と通じてサムソンの秘密と弱点を探った。
愛する女に秘密を教えてくれるように迫られたサムソンは、何度かテキトーこいたが、
結局、「髪を剃り落とされたら他の人と同じになる」という秘密を明かしてしまう。
早速デリラは眠るサムソンの髪を剃り落とし、サムソンはペリシテ人に両眼を抉られ、奴隷にされた。
ペリシテ人達はこれを祝して
ダゴン神の祭りを行い、サムソンを見世物にしていたが、
最期にサムソンは唯一神に祈って建物を倒壊させ、その場にいた数千人のペリシテ人と共に絶命した。
―――捕えられていた間、サムソンの髪は再び伸びはじめていたのであった。
【コメント】
ステータスは狂化発動後のもの。
宝具も狂化もない状態では、筋D耐D敏C魔Eで、同時代の人間としては一般人クラスという設定。
逃げ惑うペリシテ人1000人を追いながら殺していったので(想像)、足は元から早い。
「髪を剃ってはいけない」という誓約なのに、「髪は剃られてもまた伸びたらOK」と、
解決方法は意外に緩く、髪以外の誓約も破っても割と何とかなるのじゃないだろうか。
「死体に近づいちゃいけない」というナジル人の誓約を守ってるとはとても思えないし。
暴れん坊なだけで狂った逸話はないので狂化は低め。だが適正クラスはバーサーカーのみ。
バーサーカー以外なら炎のジャッカル宝具も付くが、バーサーカー以外の適性はない。
最終更新:2017年03月22日 21:23