【元ネタ】史実
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】ペウケスタス
【性別】男性
【身長・体重】177cm・80kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
狂信:B
特定の何かを周囲の理解を超えるほどに信仰する事で、通常ではありえない精神力を身に付ける。
トラウマなどもすぐに克服し、精神操作系の魔術に強い耐性を得る。
自陣防御:C
味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
防御限界値以上のダメージ削減を発揮するが、自分はその対象には含まれない。
また、ランクが高ければ高いほど守護範囲は広がっていく。
【宝具】
『我が君の救い手(ステネイア・イリアス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:2人
トロイのアテナ神殿に捧げられていた聖なる楯。
シールダーと主従の契約を結んだ者は、ダメージを負ってもこの楯が引き受けてくれる。
ランク自体はCに留まるが、その頑強さは数値にしてAランク宝具に匹敵する。
楯が崩壊したとしても、ダメージの引き受け効果はシールダー自身がそのまま引き継ぐ。
楯が元々有していた能力ではなく、かつて敬愛する大王を救うのが遅れてしまった
シールダーの後悔の念によってこの特性を獲得した。
【解説】
マケドニアのアレクサンドロス大王に仕えた将軍。ミエザ出身。マカルタトスの子。
東方遠征中のインドはマッロイ人との戦いで大王を救った逸話が有名。
史料によると、マッロイ人は市内砦に逃げ込み、大王軍はこれを包囲したが、
何と大王は兵を置いて一人で敵の砦内に突っ走って行ってしまった。
多数の敵兵を相手に暴れる大王だったが、マッロイ兵は大王に近づくのが危険と判断すると、
大王を包囲して飛び道具を浴びせ、大王は胸部を矢で射られて吐血した。
大王はそれでも応戦を続けていたが、しばらくすると失血から気絶してしまった。
ここでペウケスタスとレオナントスが瀕死の大王を守り、大王は何とか一命を取り留めた。
この時ペウケスタスが使用した楯は、大王がトロイのアテナ神殿で手に入れたトロイア戦争縁の聖楯で、
以来、側近の楯持ちが戦に赴く大王の前方で捧持したものだった。
ペウケスタスとレオナントスはこの功績によって東方遠征論功の第一位と第二位として賞され、
黄金の冠を大王から授かり、またペウケスタスは特例として大王の側近護衛官の八人目に選任された。
その後、ペウケスタスはペルシス太守に任命され、大王の意向であった現地文化への順応を
熱心に試みたことから大王と現地民から高く評価されたが、一方で同僚のマケドニア将兵からは不評だった。
これらのことから、数多の大王の臣下の中でも、格別な忠誠の士として信頼されていた1人と言われている。
大王の死後は後継者戦争に参加し、初期はペイトン将軍を撃退するなどしたが、
“書記官”エウメネスの傘下に着いてからは、エウメネスの足を引っ張りまくったと史料に残されている。
ただし、この史料の著者ヒエロニュモスはエウメネス贔屓で有名なので、どこまで事実か不明。
エウメネス死後、エウメネスに勝ったアンティゴノス(後の隻眼王)によってペウケスタスは太守を解任されたが、
処刑はされず生き残ったらしい。
【コメント】
ヒストリエ読んでて思いついた。宝具名はテキトー。
征服王に対しては、忠義を通り越して情愛の念まで抱いており、
それだけに功績を讃えられて冠を授けられた時は人生絶頂期だった。という設定。
エウメネスとは仲良かったが、後継者戦争が始まると微妙な関係になったらしい。
適正クラスはシールダーだが、マケドニア兵ということは槍や騎の適性も持っていると思われる。
最終更新:2017年03月22日 21:31