【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】シモン・ベン・ラキシュ
【性別】男性
【身長・体重】197cm・198kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
頑健:B+
絶倫の体力。
頑健スキルは対毒を含み、耐久力も向上させる。
彼の場合、その逸話から戦闘に用いない場合(研究者としての業務など)に真価を発揮する。
貧者の見識:A
相手の性格・属性を見抜く眼力。
言葉による弁明、欺瞞に騙されない。
無頼漢の身から学者として大成するまでに法と無法を知り尽くしたシモンの持つ、
相手の本質を掴む力を表す。
【宝具】
『拔山論破(レーシュ・ラキシュ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:一人
セイバーの卓抜した見識と抜きん出た剛勇を一つの宝具としてまとめたもの。
論駁に付随して機能し、思想的に相手を揺るがした論理の重みを、そのまま物理質量に変換する。
まともに議論が成立する相手ならば、偉大な導師(アモラ)の言葉の重みを受けたその剣は、
山にも匹敵する剣圧を伴って敵を襲うだろう。
が、反面、言葉で揺るがぬ相手や、バーサーカーには効果がない。
【Weapon】
『無銘鉄剣』
質問「鉄の武器はどの時点から儀式の上で不浄なものとなるのでしょうか」
ヨハナン「炉から取り出された時からだろうね」
シモン「焼き入れの時からだろ」
ヨハナン「……さすが元盗賊だねえ! 武器に関しては君のほうが詳しいようだ」
シモン「」死亡
ヨハナン「うわあああ」錯乱
『あついしぼう』
地面に寝そべって食事をし、
「なにか敷物は欲しくないの?」と娘に問われ、
「パパのお腹はクッションなのさ! HAHAHA」と返した逸話が残る。デブい。
衝撃ダメージと寒気ダメージを若干軽減する。
【解説】
義兄弟のラビ・ヨハナン・バル・ナパハとともにアモライーム第二世代を代表するラビ。
元剣闘士という異色の経歴を持ち、盗賊業をしていたところヨハナンに学究の道に誘われた逸話で知られ、
レーシュ・ラキシュの呼び名で人気が高い。
シメオンとも。
おおむね屈強な太鼓腹の巨漢として描かれ、
自分を身売りし、自分を買ったリビア人を計略に嵌めて皆殺しにした無頼漢時代の逸話や
暴徒に拐われたラビ・アシを救い出した逸話をもつなど物理的に強かった。
はじめヨハナンと同じくユダ一世の弟子となったが、たちまちにヨハナンと対等の地位にまで登り詰め、
ティベリアに開かれたヨハナンの学院ではナンバー2の座にいた。
ヨハナンの説と彼の説が相違した場合、ヨハナンは常に彼の説を採択したという。
後世のラビに「山を引き抜いて反論者を磨り潰すよう」と評された並外れた論駁の腕を持ち、
また「天使」の概念がバビロン捕囚時代に取り入れられたものだと指摘した言葉がタルムードに残っている。
彼の病没後、ラビ・ヨハナンは半ば発狂したという。
最終更新:2017年03月22日 21:47